毎週1回10分間の小テストを行う。 内容は取り扱い商品に関する基礎知識。 知識の確認と次の課題が見えてくる。 毎週水曜日の朝、サイバーエージェントのインターネット広告事業本部(東京本社)では、総勢130人の部員全員が、10分間の「小テスト」を受ける。 内容は、「Yahoo!」や「mixi」などのネット広告媒体に関する基礎知識を問うものだ。これらに広告を出したい顧客から媒体についての質問を受けた時に、最新の数字や情報をすぐに答えられれば、信頼を得て契約につながりやすい。華麗な売り文句より、自分たちが取り扱う商品知識をきちんと理解することで売り上げアップを狙う。そのためのトレーニングである。 上司にも部下にも効果あり 「聞いたことにきちんと答えられる営業が一番信頼される。分かっていたことでしたが、テストの効果は予想以上でした」。そう語るのは、考案者である石井洋之さんだ。石井さんは、まず自分