最近では、目視では追いつかないほどのスパムを受信している人が多いだろう。スパムを判定するための手段には幾つかがあり、さまざまなソフトで使われている分析手法が注目だ。 「スパムは、自分にとって役立たない情報であり、削除する時間さえ無駄だ」。日々減ることのないスパムに対し、そんな文句さえ言いたくなるのは自然なことだろう。さらに問題を大きくさせているのは、スパムによって重要な情報を見失う可能性があるということだ。例えば、数十通のスパムメールの中から本当に必要な数通のメールを目視で判断するためには、多くの時間と手間を要するだろう。 このような背景でクローズアップされるのが、スパムを自動的に排除するための仕組みだ。しかしそのためには、「どのようなものがスパムであるのか」という基準をはっきりさせる必要がある。これが意外と奥の深いものなのだ。 オンライン・ムック「スパム対策最前線」の今回は、スパムメール
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