2015年4月17日のブックマーク (3件)

  • 韓国軍によるベトナム人戦時虐殺問題――戦争の記憶と和解/伊藤正子 - SYNODOS

    かつて韓国軍はベトナム戦争に参戦した。精鋭部隊のべ31万人以上を派兵し、5000人前後の死者を出した。この間に生じた民間人虐殺は、最近の「嫌韓」ブームのなかでしばしば取り上げられている。しかしそれは、従軍慰安婦問題などに対する日の責任を問う声への反撃材料として利用することに終始した、生産性のないものである。 ここで論じたいのは、韓国とベトナム双方での虐殺の語られ方である。そして韓国軍による民間人虐殺に関して韓国世論が二分された背景をさぐり、自国の負の歴史を直視することの困難さに触れたい。 さらに負の歴史を記憶し未来の平和に役立てようとする韓国NGOの活動がベトナムで果たした役割について考えたい。 一方ベトナムでは、戦争に関する歴史認識が公定記憶に強く支配されているため、公定記憶になりえない記憶がこぼれ落ち、国際関係に影響を与えない範囲でしか歴史を語れない状況にあることを指摘する。 韓国

    韓国軍によるベトナム人戦時虐殺問題――戦争の記憶と和解/伊藤正子 - SYNODOS
  • 曽野綾子氏たちの基準では、個人が自由意思でする差別はしょうがないらしい。 - davsの日記

    前回記事では、曽野綾子氏たちが、産経新聞コラムの「炎上事件の火元を朝日新聞だと誤断していると書いた。『歴史通』2015年5月号の「私たちを「炎上」させようとした「朝日」」を読むと、曽野氏も渡部氏も、あのコラムの内容は全く問題がなかったと考えていることが分かる。どうやら、国家意思による差別は駄目だが、個人の意思による差別は問題ないという認識らしい。 曽野 ここに住んではいけないという規制があり、ここに住まねばならないと強制される、それを守らなければ罰を受ける、それがアパルトヘイトです。私が言っているのは全然そうではない。アジア人ならアジア人、アフリカ人ならアフリカ人同士で住んだほうが楽でいいんじゃないですかというだけの話です。どこに住まねばならない、住んではいけないなんて言っていない。ましてそういう規則をつくれというのでもない。アパルトヘイトとはまったく違います。 渡部 ぼくが50年前にア

    曽野綾子氏たちの基準では、個人が自由意思でする差別はしょうがないらしい。 - davsの日記
  • 次のAmazonレビューを確認してください: もう、だまされない! 近藤誠の「女性の医学」

    「がんには発見された時点ですでに転移している物のがんと、放っておいても進展しない“がんもどき”の2種類しかない」という「近藤理論」は、国内・国外を問わず、臨床医学においても基礎医学においても支持されていません。最初はおとなしかったがん細胞(あるいは前がん細胞)が遺伝子変異により次第に悪性度を高めていくことはよく知られています。たとえば人間社会でも、世の中に神か仏のごとき善人か、生れ落ちるとからの極悪人の2種類しかいないということはないように、がん細胞の性質あるいは悪性度にも多様性があります。子宮頸がんについて言えば、悪性度は癌腫の中では中等度といったところでしょうか。多くの場合、進行は緩徐ですが、病期が進むと治癒が困難になります。 現在までに前がん病変(異形成〜上皮内がん)から子宮頸がんの発症・進展に関する数多くの疫学調査がなされています。上皮内がんの99%は自然に消えてしまうので治療し