新型コロナウイルスの影響で夏休みが短縮されたことに伴い、厳しい暑さの中で登下校する児童の熱中症対策として、岐阜県本巣市内の全8小学校は夏休み明けの19日、「ノーランドセル登下校」を開始した。ランドセルの代わりに身軽なバッグを使い、教科書やノートも極力持ち歩かない取り組みで、児童はリュックサックなどを背負って軽やかな足取りで登校した。31日まで続け、継続するか決める。県教委によると、市町村単位での同様の取り組みは県内初という。 本巣市教育委員会によると、通常のランドセルの場合、教科書などを入れると4~6キロの重さになり、児童の体に負担が掛かり、背中にも熱気がこもりやすいという。市内の小学校は例年より2週間ほど夏休みを短縮しており、40分ほど歩いて通う児童もいるため熱中症対策が重要課題だった。 児童は期間中、ショルダーバッグや小さなかばんなどで登校できる。教科書とノートは自宅や学校に置き、教科
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