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社会と倫理に関するcarrion-crowのブックマーク (10)

  • 折原浩『氷壁・ナイロンザイル事件の真実』を読んで

    HOME 書評――石岡繁雄・相田武男著『氷壁・ナイロンザイル事件の真実』を読む 折原浩200704 厳寒の北アルプス・穂高岳で遭難があいつぎ、いずれも命綱が切れ、ひとりの若者は墜落して絶望、とラジオ報道で知ったのは、今から約五十年前、大学一年生のころだったと思う。その後、この事件を題材とする井上靖の小説『氷壁』が、朝日新聞に連載され、「山のロマン」として評判になった。筆者も、とびとびには読んだ記憶がある。作家はたしか、「ナイロンザイルに欠陥があって切れた」と、はっきりとは語らなかった。しかし、読者はおおかた、「これほど大々的に取り上げられるのだから、すでに原因は明らかにされ、決着がついているのだろう」くらいに受け止め、山好きの人以外、事件そのものにはあまり関心を向けず、そのうちに忘れてしまったのではないかと思う。筆者も、そのひとりだった。 ところが今回、思いがけず石岡繁雄・相田武男著『石岡

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    carrion-crow 2012/04/30
    東レの社員が「ザイルが切れたデータ」を持ってきてくれた、という話が印象的。 製品安全に対する考え方は半世紀でずいぶん良くなったが、個人と全体に対する考え方はどうか、むしろ後退してはいないか…と思った。
  • シンガポールの死刑制度 - kom’s log

    昨晩講師の面々とColbarという飲み屋*1でビールを飲んでいて、シンガポールの死刑制度の議論になった。一緒に座っていたのはインドから移民したシンガポール人、シンガポール在住のアメリカ人とドイツ人、短期滞在のスコットランド人、オーストラリア在住のスイス人。そもそもの話題は、タバコ投げ捨てでどのぐらいの罰金になるのか、という話から、数年前に車にスプレーで落書きして、棒たたきの刑に処された17歳のアメリカ人の話、昨年麻薬所持で死刑になったオーストラリア人の話になって、そもそも重い罰を与えて社会から犯罪を一掃しようという方針はよいのだろうか、わるいのだろうか、という話になった。 南インドからシンガポールの大学に入って苦労を重ねてようやくシンガポール市民になったS氏は、重い罰があることによってシンガポールの秩序は保たれ、犯罪件数はきわめて少ない、これこそ正しい社会のありかただ、という。ドイツ人やア

    シンガポールの死刑制度 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/07/16
    この手の議論は日本に限ったことではないみたい。 「シンガポールでやたらと刑が重いのはかつての日本の占領政策に淵源するらしい」 そうなんだ!
  • イジメの形而上学 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    とりあえず、ベースとして、コレ。>「いじめ/ファシズム/引きつった笑い - 過ぎ去ろうとしない過去」 問題は「イジメであったかどうか」ではない 人の内面は、その人しかわからない。てゆーか、その人にはわかっているのなら、まだ問題としてはマシなんだよな。その人のわかっているつもりの内面が、その人の当の内面を隠蔽するために捏造されたものだったりもするので、その人のいうことを真に受けておけばいい、というわけでもない(真に受けるしかない、ということはあるけれど)。いずれにせよ、内面はわからない。 だから、外形に頼るしかないところもあるわけで、いじめとなりうる外形的な状況が発生していたら、「人がどう思っていようと」それはいじめだと、まずはいってしまう、というスタンスも出てくるだろう。これはこれでわかるけれども、まぁ、乱暴ではあるわな。難しい。 では、どう考えるか。つまりは、その状況からその人が抜け

    イジメの形而上学 - モジモジ君のブログ。みたいな。
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    carrion-crow 2008/07/12
    「実際、イジメられてる方はこういうメンドくさいことを山ほど考えてる」
  • 「落書き」は文化を破壊しているか? - 過ぎ去ろうとしない過去

    もし例の大聖堂の落書きが、50年前に長嶋茂雄が書いたものであれば、みんなもっとほほえましいエピソードとして扱ったのではないか。「見てください、壁にたくさん落書きがありますね。おや、こんなところにミスターのも。というわけで正解は、『マジックを売る』でした」 たとえば我々は21世紀のフィレンツェの大聖堂においてなされる落書きをノイズとして拒否するのに対して、1世紀のポンペイの街並みにある落書きは、「生き生きとした庶民感情の発露」として受け入れる。でも、もちろん1世紀の時点において、ポンペイの落書きが「生き生きと」したものとみなされていたわけではない。それは、2000年を経過した我々の視点から見る限りにおいて「生き生きと」したものとして認識される。 とはいえ、ポンペイの「生き生きとした庶民感情の発露」は2000年かけて、火山灰の中でだんだんと醸成されていったものではない。むしろ、あらかじめそこに

    「落書き」は文化を破壊しているか? - 過ぎ去ろうとしない過去
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    carrion-crow 2008/07/05
    ベルリンの壁は許せる気がする/渋谷のガード下もまぁ、あんなもんだろ/善光寺はやめてほしい/新幹線が一番腹立つ。  ……自分でも違いは良く分からない。 / 「美意識」か… http://tinyurl.com/66l89g
  • http://www.asahi.com/national/update/0702/TKY200807020001.html

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    carrion-crow 2008/07/02
    「朝日新聞は死刑廃止の立場をとっていない」へー。そうなんだ。  「被害感情には留意するが、それとこれとは話が別」 と突っぱねられないようだと、朝日新聞に存在価値はあるのだろうか…。
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000099-jij-soci

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    carrion-crow 2008/06/25
    「死刑執行を望む犯罪被害者遺族も死に神ということになる。侮辱的で感情を逆なでされた」 感情的だなぁ…。
  • 秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙

    既にマスコミ・ネットなどで広く報知されていることですが、日秋葉原で通り魔事件がありました。今聞いたところでは、7名の方が亡くなられたとのこと。亡くなった方のご冥福と負傷された方のご快復を心よりお祈り申し上げます。 さて、何の因果か小生、この現場に居合わせておりました。思うに死んだ人に対し生きている人が出来ることというのは、死んだ人のことを記憶にとどめ忘れない(そして後世に伝える)ことだけであろうと思います。そこでその場に居合わせた者として、そこで自分が見聞きして記憶に残っていることを以下に整理し、事件の記憶をとどめる一助としたく思います。なお、どうしてもこのようなものはマスコミによる報道が「印象」を(その場にいた者にさえ)刻み込んでしまうものですので、小生はまだマスコミ報道に敢えて目を通さず、自分と同行の友人諸氏とが経験したことに基づいて、記録をまとめようと思います。ですので報道と矛盾す

    秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙
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    carrion-crow 2008/06/13
    「大勢の人が写真を撮っていました。小生は今日はたまたまカメラを持ち合わせませんでしたし、また写真を撮るというのもあまり適切な行為とも思われず…」 なぜ撮影は不謹慎と取られるのだろう?
  • http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY200806120251.html

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    carrion-crow 2008/06/12
    「しかし、テロリストを厳正に処罰することと、テロが生み出される背景を無視することは異なる。」 事ほど左様に、みんながテロに説得力を感じてしまった感が(記事にもネットにも)あふれている気がする。
  • 【ひぐらしのなく頃に】解が中止だが無茶する前にこれを見ろ - suneoHairWax

    http://www.nicovideo.jp/watch/sm1104914 ぼくもバイトから帰ってきて疲れて寝ちゃって、起きてから(6時ごろ)知ったので、大手既成メディアによる報道のされかたとか、そこいらへんの詳しい事情はよくわからない。中止なのか休止なのかもわからない。 http://www.asahi.co.jp/move/が変な報道の仕方をしたこと、読売(報知)が事件発覚のごく初期に【「ひぐらし」との関連性】という情報を伝達していたこと、ぐらいしか知らない。 ぼくの考えをいうと、もし犯人が竜宮レナとのシンパシー的な関係性にあったならば、凶器に斧は絶対に選択しない。鉈でなければ成り立たない(「スクイズ」だったら鋸でなければならないのだから、もっと「ない」)。ムーブは「ひぐらし」の「内容要約」と称して、「主人公の少女」が「親の離婚騒動をトラウマ」として「斧で敵を殺していく」、というま

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  • 中学生向け科学セミナー マウス解剖中止

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