名古屋名物のウナギ料理「ひつまぶし」です。 写真は、名古屋今池の「うなぎ・しら河」のもの。 発祥店である「あつた蓬莱軒」のものより、さっぱりしていると言われています。 ひつまぶしとは、基本的には、ウナギの蒲焼きを御飯に乗せたもので、鰻丼、鰻重とそれほど変わるものではありません。 何が違うかというと、その食べ方です。 以下、ひつまぶしの食べ方を解説していきます。 最初の状態。 幅1cmほどの短冊に切られたウナギがおひつ一面に乗せられています。 ウナギの焼き方は関東のもののように蒸籠で蒸したりせず、関西同様そのまま焼き上げられています。 ウナギと御飯をしゃもじでよく混ぜます。この状態を「まぶし」というようです。 御飯の量は茶碗に軽く3~4杯程度。何回かに分けて食べます。 1杯目は、なにもせずそのまま食べます。せいぜい山椒の粉をかけるぐらいです。 2杯目はネギ、海苔、ワサビなどの薬味と一緒に食べ