「今年は5年に1度の当たり年です」――開口一番、ある参加メーカーの関係者は、興奮気味に告げた。2月15、16日に開かれたアミューズメント機器の見本市「AOU2008アミューズメント・エキスポ」(千葉・幕張メッセ)は、「ストリートファイター」の10年ぶりの新作など、非常に見どころが多い内容だった。 家庭用ゲーム機との競合や客単価の減少などで、アミューズメント業界各社ともゲームセンター事業に苦しんでいる。セガサミーホールディングスやバンダイナムコホールディングスも、国内店舗の大量閉鎖を発表したばかりだ(関連記事参照)。 だが冒頭の通り、今回のAOUは関係者も期待する「当たり年」に。特に、注目すべきはビデオゲーム。今年のAOUでは各社から大型タイトルの新作が登場したことが、業界関係者を興奮させていた。 「ストIV」も、スクエニの大作も 最も多くの来場者が足を止めていたのは、カプコンの対戦型格闘ゲ
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