『非属の才能』(山田玲司著・光文社新書)より。 【あの発明王エジソンもまた、学校を追い出された少年だ。 1+1さえわからなかったエジソンは、どうしても教師と馬が合わず、わずか3ヶ月で放校処分となってしまう。 そんなエジソンに対して、もともと小学校の教師で教育熱心だった母、ナンシーは、ホームスクール形式で勉学を教えた。 彼女が特に気をつけたのは、エジソンの旺盛な好奇心を潰さないこと。ナンシーはエジソンのためだけに、地下室にさまざまな化学薬品をそろえ、エジソンは自分の好奇心のおもむくままに物事を調べ、実験にチャレンジすることができた。 のちに電球の発明で1万回もの失敗を繰り返したとき、エジソンはこう言っている。 「失敗したのではない、1万回うまくゆかない方法を見つけたのだ」】 〜〜〜〜〜〜〜 これを読んで、新潮文庫の「Yonda?」や「日テレ営業中」などを生んだコピーライター谷山雅計さんが、そ