投稿日:2010-08-04 本題。 政治的にギリシャってどんな国か? 手元の年表から目立ったところを拾いましょう。 1831年10月09日 カポディストリアス・ギリシャ初代大統領、暗殺。 大司教を「クリスチャンのトルコ人」、軍指導者を「追い剥ぎ」、知識階級を「たわけ者」、と呼ぶなど、軽蔑をあからさまにしたため、だそうです。建国二年目でこれです。 1832年 ギリシャ、「英露仏三ヶ国の保証する世襲制の君主国」に。 バイエルン王の次男、オットー(17歳・カトリック教徒・ドイツ語以外にはラテン語が少々)が国王に。王様を輸入してきました。日本人なら絶対に受け容れないでしょう。 以後、王制派と共和派の二大党派による政権交代が100年続きます。こんな政権交代、絶対いやだ。。。 1853年 クリミア戦争。 ギリシャは中立を強要されるも、ゲリラとして山賊と学生が活躍。だそうです。 日本よギリシャになれ?
投稿日:2010-07-02 注意:わからない単語があっても気にせず読み進みましょう。 どうしても気になる場合は、本を読んで調べましょう。 それでもわからない場合は、倉山先生に質問しましょう。(普段の講義風景) 昔、松岡洋右という男ありけり。 アメリカ(※1)留学の後、東京帝国大学の勉強は外交官になるのに役に立たない、と独学で試験勉強をして受かった。首席合格とも語学ができただけとも言われるが、この一次史料(※2)は外交史料館でも非公開なので私はよくわからない。 ヴェルサイユ会議(※3)では、日本全権団首脳のあまりの無能ぶりにキレて、辞表を出してしまう。ちなみにその時の首脳とは、西園寺公望と牧野伸顕、昭和初期の元老と内大臣である。 でも当時の首相と外相に比べれば、はるかにマシである。原敬と内田康哉。 日本の国策企業(※4)の南満洲鉄道株式会社(※5)に就職(※6)。さらに政友会から代議士に立
投稿日:2010-02-25 思い出そう。中華帝国すなわち「中国」が成立したのはいつか。秦の始皇帝の時である。最初の中華帝国の皇帝だから始皇帝である。 ではそれ以前の戦国の七国は?別の国です。今のEU各国以上に別の国です。たまたま秦が力と陰謀で周辺諸国を亡国に追いやり、併合して成立したのが秦(China)である。 三皇五帝や夏以来、「中国」と言う一つの国が存在した、というのがプロパガンダである。 ここで中国史の法則。「政治の最終的勝者は好き勝手なことを書いてよい!」である。 三皇五帝や夏以来、自分に至るまで「徳のある自分が天命を受けて数千年来の伝統のある支配者の地位に就いた」などという歴史観は歴代皇帝にとって都合が良いので、全員継承して今に至る。毛沢東とか自分と始皇帝を比較するのが大好きだったし。 さて、この始皇帝が尊敬したのが、普通なら「政治をわかる推薦図書シリーズ」で二回目までには紹介
ご注意 : コメントは承認制です。コメント投稿から実際に閲覧できるようになるまで暫く時間が掛かる場合があります。 再投稿の必要はありませんので、表示されるまでお待ち下さい。 2010-02-22 03:00:17 投稿者:今は刀使えた幕末が羨ましい おお!22年2月22日!先生その通り〜!!です。 先ほどは叔父さんの息子様、藤沢様もご心配掛けました。有難うございましたm(__)m 2010-02-22 10:37:35 投稿者:仙台竜三 台湾、沖縄の浮沈空母化、九州のマジノ要塞化ですね。 2010-02-22 17:14:40 投稿者:a 台湾独立を承認して正式に国交を結び、軍事同盟まで結べば 台湾-沖縄-日本ラインが固まるんですけどねぇ。 2010-02-22 17:27:52 投稿者:瀛 竹島に基地を造るとして、アメリカはどの国から竹島を借りるのでしょうか。 その判断がそのまま竹島の帰
ご注意 : コメントは承認制です。コメント投稿から実際に閲覧できるようになるまで暫く時間が掛かる場合があります。 再投稿の必要はありませんので、表示されるまでお待ち下さい。 2010-02-11 23:58:30 投稿者:新田ひろし 毒入り餃子にしろ、歴史認識にしろ何から何までいい加減な国家をのさばらせておくわけにはいきませんね。 ましてや、あんな国家に屈服するなんてそれ以上の悪はありませんよ。 やつらをたたきのめすことで正義を示すべきでは? 2010-02-12 00:15:56 投稿者:シバッティ いやあ日本人は満州事変や日中戦争に至る過程から学ぶべきです。 あの国は一瞬でも弱い姿勢を見せたら相手を侮蔑していろいろ悪さをするんです。排日運動しかり文革中の大使館襲撃しかり。領土問題にしても…。 あと中国の政権は張学良政権とおんなじ程度のチンピラ・暴力団程度の政権ということですね。 チンピ
投稿日:2010-02-05 検察が嫌がっていたのはこれか? 可視化法案、今国会提出を検討=輿石氏「国民は民主激励」 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201001/2010012000399 これの議連が活動を停止するは、法案提出を先送りするは、露骨である。 これだけではないだろうが。今後の報道(と報道されないこと)が恐ろしい。 小沢対検察、お互いに喉元に剣先を突き付けあっている状態か。 こういうときは、油断したほうが負けるのである。 検察審査会が起訴に踏み切るかよりも、世論と永田町と霞ヶ関の動きの方が気になるが。 私の昔の愛読書が大橋武夫先生(元帝国陸軍参謀)の『兵法経営』シリーズなのだが、今のような状態を「勝敗分岐点」と呼ぶらしい。 戦場で最も人が死ぬのは追撃戦である。 勝っているのに撤退して最後は滅ぼされてしまった信長包囲網における朝倉義景もいれば、 負けたと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く