8月24 四半期報告書を簡素化 金融庁検討 企業の負担を軽減 カテゴリ:財務会計 日経新聞(2010/8/24)によると、金融庁は四半期報告書を簡素化を検討しているとのこと。 金融庁は上場企業に義務付けている四半期報告制度を見直す検討に入った。資金収支を示すキャッシュフロー計算書の記載義務をなくすなど開示内容を減らし、企業の負担を軽くする。2011年度にも適用する。四半期報告と併せて導入した内部統制報告制度に関しても、対象範囲を絞り込むなどの簡素化策を検討する。 記事によると、 ・売上高や利益の計上方法を「四半期単位」ではなく、「累計期間」のみにする ・キャッシュフロー計算書の記載義務をなくす ・損益計算書や貸借対照表の開示項目も簡素化する ・従業員の状況など、四半期の情報が投資判断に大きな影響を与えないとみられる項目も開示対象から外す ・株価の推移も開示対象から外す ことが検討されている