岸田首相の「アフリカ4兆円投資」は「中国のやりかた」と比べてスジが悪い? 「太く短く」という現地ニーズ 2022年8月末、日本政府が主導して国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共同で開催しているTICAD8(第8回アフリカ開発会議)にて、岸田文雄首相が今後3年間で官民合わせて総額300億ドル(4兆円超)の資金を投じると表明した。これに対してSNSなどでは「外国に投資する前に国内をどうにかしろ」といった批判が飛び交った。 しかしアフリカは経済成長のみならず今後も人口成長が見込める、世界でほぼ唯一の地域であり、同時に中国がいくつもの国でインフラ投資を押さえて影響力を拡大している場所でもある。日本はアフリカ投資では中国に完全に水をあけられている。『鉄道ビジネスから世界を読む』を上梓した、住友商事勤務を経て自ら商社を起業し、各国を飛び回って現地のリアルな声をY
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