平日は都会で働き、週末は田舎で過ごす「二地域居住」。老後のセカンドライフで郊外や地方などに移住する「田舎暮らし」ではなく、現役で働く30代、40代のビジネスパーソンの中に、この「行ったり来たり」の二地域居住をする人たちが増えているという。きっかけは子育てのため、趣味のサーフィンのため、菜園のため、あるいは田舎への憧れなどさまざまだ。 10年ほど前からは、少子化高齢化・人口減少社会対策(空き家対策)として行政も施策を進めており、2014年3月28日に発表された「新たな『国土のグランドデザイン』(骨子)」(国土交通省)でも、「二地域居住(=セカンドハウス)、生産的な二地域居住(=二地域就労)」を実現するための、就労支援や空き家を活用した住宅の提供の必要性などに触れている。 一方で受け入れ側(いわゆる田舎側)から、二地域居住による地域活性化への効果は認められていても、「都会と田舎のいいとこ取りに
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