近年、情報家電やモバイル端末などの情報機器だけでなく、産業機械やオフィス器具など、あらゆる機器の情報化が進められる中、組込みソフトウェアの規模と役割は飛躍的に高くなっています。しかしながら、組込みソフトウェアの開発現場では、依然としてC言語を中心とした開発が主流であり、開発効率の向上が課題となっています。 一方で、Webサービスなどのサーバー利用分野においては、日本で開発されたプログラミング言語であるRuby(CRuby/MRI)を中心に生産性の向上が進められています。 そこで、今後ますます大規模・複雑化し、高品質、短納期化、低コスト化が求められる組込みソフトウェア開発において、これらの課題を解決する為に、「軽量Ruby」が産学共同プロジェクトによって開発されました。 弊社は、アドバイザーとして軽量Ruby開発プロジェクト(*1)に参画し、組込み関連分野のアドバイスを行いました。また