ブックマーク / kame710.hatenablog.com (95)

  • 2017.3.16 フェーク - カメキチの目

    カメキチの目 ずっと前のことだが、「フェーク」がどうのこうの…とテレビが言っていた。 フェーク? ネット辞書で調べたら、 〔いかさまの意〕 ① 模造品。にせもの。 ② アメリカン-フットボールで、攻撃側の選手が相手をだますためにしかける行為。 ③ メロディーをある程度の装飾的な変化をつけて演奏すること。 とあった。 (ニュアンスは違うが)「ウソ」である。ようするに事実ではないということか。 自分の側につごうのいいように、事実をねじ曲げるということでもあろう。手が込んでいるんだな。 「ウソも方便」ですませられる、そんなカワイイものではないようだ。 私は来的にいい加減だからか、「ウソ一般」が悪い、いけないとは思っていない。 この点で、細かいことにもうるさい(ウソはいけないと言う)ツレとはよくケンカしました(いまも)。 だから「ウソも方便」はありうる(正しいとは思わない)と信じている。ただし、

    2017.3.16 フェーク - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/03/16
    フェイクは嘘というより、騙しとかごまかしとか、手がこんだ印象を受けます。カタカナで書くとさらっとしているんだけど。
  • 2017.3.13  『刑事フォイル』 - カメキチの目

    カメキチの目 よくできたサスペンスドラマは、人間ドラマになっている。 つまり、具体的には犯罪事件、ミステリーを描きながらも、推理・「?」部分そのものよりも登場人物たちの織りなす人間模様、人間くささのほうに力を入れている感じがする。深い人間洞察がうかがえる。 『刑事フォイル』というテレビ番組がある。 イギリスの作品で、ツレの超お気に入り番組。NHKなのでコマーシャルはないのだが、夜遅いこともあり、じっくり楽しみたいのでいつも録画でみている。 彼女の称賛ぶりに私もみたいのが、みればその分、多くのエネルギーを注がざるをえないので(ブログに影響するので)ガマンしている。 ガマンしているが、狭い部屋での暮らし。 「わぁ!」とか「スゴイ!」とか「へぇ~!」が、パソコンに向かって首を曲げ、片目になって焦点あわすのに必死な私に遠慮しながらも上げている声が耳をつく。 さいわい(?)、私の耳は悪くテレビの音声

    2017.3.13  『刑事フォイル』 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/03/13
    『刑事フォイル』と『この世界』の視点は同じです。戦争を高みから見て評価付けをしない。後からなら何でも言えるし、既に作品もたくさんある。日常を生きる人々を丁寧に淡々と感情の襞まで描いていますね。
  • 2017.3.9 (私の)障害って? - カメキチの目

    カメキチの目 きょうはまた、自分の身体の障害について書こうと思った。 私の3年半くらい前の記事をクリックされた方がおられたことがきっかけです それは2013.9.20で、タイトルは「『障害』って?」というもの。けれど、障害一般のことではなく、自分個人の障害についての記事で、ご期待にはそえなかったと思う(不適切なタイトル名ですみませんでした)。 わざわざクリックしてお読みくださった方は、生まれつき身体に重い障害を抱えた幼い子どもさんをご家族みなで力を合わせ育てながらも、「障害児(者)と社会」のことについて積極的にご自分の声を発信されているステキなお父さんです(よろしかったら、「kikuo_tamura」さんと入力されるとこの方のブログが開きますので、お読みくださると嬉しいです。 私は「CALMIN」さんという、同じくステキなお母さんのブログの愛読者でもあります。こちらもお読みくださると嬉しい

    2017.3.9 (私の)障害って? - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/03/09
    前を向いて工夫していくしかない。社会はすぐには変わらないし。それでも東京はベルギーやフランスの都会よりずっといい。車椅子で一人で出られるし、駅員の対応も親切だから。日本は恵まれている方です。
  • 2017.3.6 『見えない貧困』 - カメキチの目

    カメキチの目 何かを見ていたら、何かは見えない。 あることに気をとられていたら、注意していたら、ほかのことには気が向かない。 あたり前のことですね。でもふだんの生活はそれに追われていて、なかなかじっくり思うことではありません。 『見えない”貧困”』(2月12日のNHKスペシャル)は、見ようとしない限り、見えないに違いない。 安倍首相や政権の面々には、貧困は見えているはずです。 見えていても「見えないフリをする」しかないのでしょう。 見えるのは日国経済(大企業)とトランプの顔色だけ。一挙手一投足にビクビク… もちろん、日は自由主義社会なので、何を見ようがどこを向こうが「自由」。 何に価値をおいても自由。 かの独裁国も戦前の日も、自由はなかったので「見る」ものも「向く」向きも決められていた。現代でも森友学園のように、子どもを同じひとつの方向に向かわせようとしている。 その点で、北朝鮮も旧

    2017.3.6 『見えない貧困』 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/03/06
    時代ははたして「進んだ」んでしょうか。単に変わったのでしょうね。そしてどこへ向かっているのかわかりませんが、流されていく気がします。恐ろしいことに流れている私たちには実態が見えません。
  • 2017.3.2 枯木裏の龍吟 - カメキチの目

    カメキチの目 ー 枯木裏の龍吟 ー 先日のこと。敬愛している方のブログ記事にうろ(洞)のある枯木の写真があり、禅語「こぼくりのりゅうぎん」を想わせました。 有名な禅語録の『碧巌録』に、ある雲水(修行僧)に「仏道とは何ですか?」と訊かれて中国の香厳(きょうげん)禅師がそう答えたとある。 枯れた木には腐ってできた空洞がよく見られるが、風が当たるとまるで枯木がないているよう 「リュウ~リュウ~♪…」 まさに龍が吟じている。うたっている。 木は立っているだけで、土砂を護ったり、二酸化炭素を吸って酸素を吐いたり、 傍にあるだけで、安らかな気持ちにしてくれたり、木陰をつくり憩わせてくれる。 そして枯れたら(死んだら)、虫などの巣となり、「龍吟」の音、枯れたからこその色・形で人間を楽しませてくれる。 そしていずれは自らが生まれたところの土に還り、その土を肥やし、新しい生命に繋がっていく。悠久で雄大な大自

    2017.3.2 枯木裏の龍吟 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/03/02
    いのちの受け渡し…自然を敬いつつ、よい「いのち」を生きたいものです。老木には尊敬と感謝の念がわいてきます。散歩の楽しみのひとつ!
  • 2017.2.27 ご〇さんガンバレ!  - カメキチの目

    カメキチの目 おそらく、自分の人生の予定(といったら大げさですかね)になかったことを先日やった。 と仰々しく、大きく出たが、なんのことはない。 「京都マラソン」という市民マラソンに、私がこのブログを始めたころにとっても励ましてくださった「恩人」みたいな方、ご〇さんが出場されるので、その応援に行ったのだ。 「応援」したいと思ったのは、さく年、住んでいる近くでの有名なマラソン大会を見に行って、選手さんたちが必死に走っている姿に身震いするほどの迫力を受け、感動したからだ。 ご〇さんのブログ記事。 参加された市民マラソンでの走りのようすがとても魅力的に書かれている。 「ご〇さん、スゴイなあ!」と感心しても、じっさい、お姿を拝見させてもらっていないので、「感心どまり」だった。 「ご〇さんの走っておられるところをみたいなぁ。そばで応援したいなぁ」 これ見よがしに言ったわけではないのだが、神さまに声が届

    2017.2.27 ご〇さんガンバレ!  - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/27
    お優しいカメキチさん!ごいさんもどんなにか嬉しかったでしょう。ハイタッチしたんですか!わあ余裕だなあ。カメキチさんも心の中で一緒に走ってt、忘れられない思い出ですね。
  • 2017.2.24  レガシー - カメキチの目

    カメキチの目 (笑わないでください)私は「レガシー」ってスバルの自動車名かとずっと思っていた。 東京にオリンピックが決まってからよく聞くようになった。 先日、テレビ録画しておいた『マチュピチュのミステリーに迫る』を観た。世界文化遺産である。物のレガシーである。 NHKなのにナレーターが抑揚つけたしゃべり口調で視聴者をあおるスタイルだったので初め、民放のバラエティーかといぶかった。その口調が少し気になったけどすばらしい番組だった。 たくさんのミステリーの「問い」と「答え」にすっかり魅了された。 マチュピチュのインカ文明といえばアンデス地方のインディオの人々。そしてフォルクローレというボリビアやペルーの民族音楽を連想します。 なんでも音律が日に通じるものがあるとのこと。若いころ、私はいっぺんに気に入り、ケーナという竹で作ったような笛を買ったほどです。 ミステリーの全部がおもしろかったけれど

    2017.2.24  レガシー - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/24
    マチュピチュは壮観ですね。またTVをパチッと消したくなるお気持ちわかりますよ。国のトップの面々があんなにお粗末で劣化しているとまもなく地球もなくなるんじゃないかと心配。五輪準備もゴタゴタ続きで不安です
  • 2017.2.20  『自閉症の君が…』 - カメキチの目

    カメキチの目 自閉症の東田直樹さんのドキュメンタリー(NHK)番組は前にもあったが、また新しいのがあって録画していたのを観た。 こんなテレビ番組にはそうそうめぐりあえない。 もちろん、何に感動するか、どの程度そうなんかは人それぞれなのでしょうが、これはまちがいなく多くの人の心をとらえると思いました。 番組は『自閉症の君が教えてくれたこと』といいます。できれば、ネットで見てください。 人は生きているなかで(思っていなくても)何かに出あい、気づき、以後の自分の生き方に大きな変更をせまることがある。 私にもありました。 自然をまえにしての感動であったり、人との出あいであったり、仕事であったり、であったり、アート、スポーツ…。 言葉ではあらわせないものがある。 しかしここでは、だれにも通じやすい言葉、番組で私がいちばん強く感じた東田さんの言葉。四つだけ書きます。 彼の言葉どおりではないです。すみ

    2017.2.20  『自閉症の君が…』 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/20
    純真だったり老成していたり不思議な人ですね。前に新聞で読み、ドキュメンタリを見て、雑誌の特集でも理解を深めました。英語に翻訳されてからは海外でも高く評価されています。
  • 2017.2.17 『神経ハイジャック』 - カメキチの目

    カメキチの目 『神経ハイジャック』という、あまりに衝撃的なを読んだ。 きっかけは、①図書館でツレが(の正体を知らず)好きなサスぺンスものと勘違いして借りたこと。②「分厚いだけど(530ページ)…」と言いながらも、読むのをすすめてくれたことである。 書名がいかにもサスペンスという感じでしょう(勘違いしたのはうなずけます)。 著者はマット・リヒテルという「ニューヨーク・タイムズ」記者で、は2010年、ピューリツァー賞をとったノンフィクションです。 読書速度が遅々としている私は2回も借りなおしましたが(「途中でやめるだろう」と言われたが)、何人ものアメリカ人が登場し(名前を覚えるのもたいへん)話が輻輳するのでページをめくり返すことはしょっちゅうでしたが、完読せずにはおれませんでした。 ノンフィクションとはいっても、物語風に書かれており、「読ませる」のです。 ーーーーーーーーーーーーーーー

    2017.2.17 『神経ハイジャック』 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/18
    私は自転車にも乗らずひたすら歩くちょっとヒッピーぽい人間です(笑)。ケータイも使えないので情報は新聞とPCで、それでも情報過多だと思っている。意識的に対処していかないと情報やAIの奴隷になってしまいますね
  • 2017.2.13  ぶれる - カメキチの目

    カメキチの目 たまに、まじめに自分というものを見つめてみる、ことがあります。 「信念」 というほどの、自分を律するものがあるだろうかと問うてみる。 ないなぁー こうしたいなぁと思っても、そこに「壁」が立ち現れると、望みをかなえるための努力をし、その道を進むことにこだわるのではなく、楽な道を探す。楽を選択する。 そして、その選択の言いわけ探しに「努力」する。 自分を律するほどの強い心、思いは私にはない気がしている。 そうであっても、 「信念」の有無にかかわらず言いたいこと、言うべきことは言っておかなければならないと思っている。 あつかましいとは自覚しています。そういうわけで、よくエラそうなことを言っていますが、お赦しください。 11月13日に書いた禅語『莫妄想』のガンジーの言葉。 「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるた

    2017.2.13  ぶれる - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/13
    信念をもって生きていると言える人は少ないと思う。社会を動かす人や人の上に立つリーダーは当然持っているべきだが、そうでもないみたい私も「信念」はないと思うが、雁字搦めになって生きるのは窮屈だなと思います
  • 2017.2.9  「『普通』を考える図書館」 - カメキチの目

    カメキチの目 こういう身(年寄りで障害者)なのであまり動かず(ナマコみたいに)、日々の暮らしはきわめて変化に乏しいので日記のようにはいきません。で、いきおいネタはまた、新聞、テレビなどよそからの借りものになってしまいます。すみません。 さく年10月23日の「デジタル朝日」に 「『普通』を考える図書館」という記事が載っていた。 私は前(先月の10日)に自分の体の障害について書いたことがある。 書いていて、ちょっと愚痴をこぼしているみたい…と感じた。けれど、多くの方に励まされた。 ありがとうございました。 「こうして文字にされること、とても大事なことだと思います。たくさん書いて頂くほど、読む人に認知されていきますから。…大切な記録であり、情報であり、助けになる人がいると思います」。とっても嬉しい、ありがたいコメントもいただきました。 それで、この記事を思い出した。 記事は、「日ごろちょっと

    2017.2.9  「『普通』を考える図書館」 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/09
    「普通」って何?みんな一人ずつ違うはずでそうだとわかっているのに、自分と違う人を差別したりヘイトスピーチするんですよね。朝日新聞は購読しているので、この図書館のことを知った時は目からうろこでした。
  • 2017.2.6  拈華微笑 - カメキチの目

    カメキチの目 きょうは禅語です。 拈 華 微 笑 ねんげ みしょう 「拈」は「つまむ」。つまり、花をつまんでほほえむということ。 観音さまが「モナリザの微笑み」をたたえ、一輪の花をつまんでおられるよう。 「心」とは人の内面そのものだろうから、いつも喜び、怒り、悲しみ…などのようにハッキリとしたものばかりではない。 混沌とした、ボヤーっとした、あいまいな、いろんな感情が混じりあった複雑な状態のときが多いと思う。 そんなときは、 ムリにはっきりとさせない。文字や言葉など形あるものとして具体的にまとめようとしない。 のがいいと思う。 ムリに括ろうとすると、必ずこぼれ落ちるものが出る。 言葉で言い表しがたいときは、 たったひとつ。顔の表情だけでよい。 ここにブログの最大の「欠点」、「限界」を感じる。 直接対面できず、ビミョウな思い、感情をお伝えできないとき。 (なんて、自分の言葉、文章の力不足を棚

    2017.2.6  拈華微笑 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/02/06
    ねんげみしょう…とは!これはまた美しい言葉を教わりました。音もきれいです。毎回カメキチさんのおかげで、ものごととの関係の持ち方を考えるきっかけをいただきます。
  • 2017.1.30 寿命…⑤時間 - カメキチの目

    時間。 生き物にとって、寿命にかかわる根的にだいじな問題 時間のだいじさは、川さんに言われなくても、「時はカネなり」ともいうし、時間を生きている、というか「生きている」ことが「時間を過ごす」ことなのでわかります。 しかし、「空気」と同じで、あまりに自然で身近か過ぎて自覚しにくい。 すべての存在、生き物には、物理的には同じ時間が流れている。 だが、生物的には違う。 だって、生物はみな生きているのです。 ナマコも川さんも私も「生きている」。 それは「生活している」こと。川さんは東京に暮らしていたときと、大好きな沖縄で暮らしていたときの時間の流れ、「東京時間」と「沖縄時間」は違っていた、と書かれていました。 沖縄は《昔は》集落が近いので、村の寄り合いは、遠くの人を待ってから「そろそろ始めようか」と言うのだそうです。だから、7時から始めると聞いていても実際は7時半とか40分、そのつどバラバ

    2017.1.30 寿命…⑤時間 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/30
    生物の多様性と同じように、「時間の多様性」も認めようーーこれ、名言です。みんなに知らしめたい。カメキチさん、いつもありがとうございます。
  • 2017.1.27  寿命…④好き好き至上主義 - カメキチの目

    カメキチの目 川さんは、現代人は「好き好き至上主義」(ご人が名づけた)におちいっていると、その弊害をいろいろ述べられている。これもすごく考えさせられた。 「好き」とか「嫌い」というのは 個性の表現として、「個人の尊厳」という近代の理念としてもたいせつなモノゴトである。 たとえばい物。べ物の豊富な現代日。だれでも好物をべたい。私の好きなモノ。「グルメ」とはいわずとも、美味といわれるもの(「話」のタネにもなるし)死ぬまでにはべてみたい。 たとえば結婚相手。できれば受け身的な見合でなく主体的・積極的な(ようするに、個性的な)恋愛で胸がときめく異性を見つけ、結ばれたい。 でも、国(「会社」だっていいです)に「命をかけてくれ!」「捨ててくれ!」と言われたぶんには「個人の尊厳」を持ちだそう。 「わたしゃ子(縁があって結ばれた夫婦に、きっかけとなった「見合い」も「恋愛」も関係ない)、親が

    2017.1.27  寿命…④好き好き至上主義 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/27
    好き好き至上主義で生きられる人はごく僅かな%であり、多くの人はそんな恵まれた環境にいません。妥協したり涙をのんで諦めたりして、どうしても譲れない線だけは守ろうと。それさえもかなわないかも。
  • 2017.1.23 寿命…③続くこと - カメキチの目

    カメキチの目 著者は問う。 「生き物の『目的』はなんだろう?」 そして長年のナマコ研究のすえ、こういう答えを出した。 「ずっと続くこと」 つまり、ずっと「生きていく」こと。 その生物種が絶えないこと。続いていくこと。 「あたり前」なんですが、しみじみ味わないといけないだいじなことだと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 姿、形あるものはすべて衰え、そして消える。 川さんは、その根拠に「熱力学第二法則」という、少々むずかしいことを言うけれど(詳しく知りたい方はネット検索などで知ってください)、なんのことはない。 いつまでも存在する、変わらない、永遠なものはないということ。いのちがあるモノは必ず衰え、死ぬという意味でいっておられるだけのこと。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 生物は、ずっと生きるためにどうするか?どうしてい

    2017.1.23 寿命…③続くこと - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/23
    「式年遷宮」論、目からウロコ!でも少子化が止まらなくて・・・どうしたらいいんでしょう。
  • 2017.1.19 寿命…②功利主義 - カメキチの目

    カメキチの目 著者は、相手はナマコといいながらも、いや対象がナマコのように人間とは姿・形もかけ離れているからこそ、よけいに人間の現状がナマコにあぶり出され、人間の「在るべき」「在ってほしい」姿を感じとられているのかもしれない。 (画像は「YAHOO」検索画面に「なまこ」と入力し、そこにいっぱい出たなまこの写真の一つをお借りしました。「YAHOO」さん、ありがとうございます) 「生物多様性」という言葉が、そのことがたいせつ、貴重という文脈のなかでよく口にのぼるが(私もよく言う)、著者の川さんは「さすがは生物学者」と読者がうなずくよう、平易にその意義を書かれる。 「なんで、ある生き物の絶滅はいけないのか?」(先日、なんとキリンが絶滅危惧種に指定されたと知りビックリ!)「人間に有益な、無益であってもなじみがあるとか、それだけでいいのじゃないか?」「まだ名もつけられていない生物が限りなくいるのだ

    2017.1.19 寿命…②功利主義 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/19
    内在的価値など考えも及ばず、派生的価値を貪欲に自分らのために役立ててきたのが人類です。内在的価値は環境のすべて、河川や地形にもあり、それらを都合のいいように埋め立てたり変形させてきました。
  • 2017.1. 16 寿命…①ナマコ - カメキチの目

    カメキチの目 前に(きょ年9月の半ばから11月の初めまで)『いのちをつくってもいいですか?』という私にはあまりに衝撃的だったのことを長々と書いた。 後日、ツレに「しつこいね」というクレームをつけられたので、こんどはしつこくならないように書くつもりだが、また、みなさんに「ねぇー、ねぇー…」と言いたくなるに出あった。 それは川達雄さんという生物学者の新書(一般向け)で、『人間にとって寿命とはなにか』という。 川さんの研究相手は、ナマコ(海鼠)。 だれもが「知ろう!」「調べよう!」とは思わないような生き物に生涯の研究生活をかけられた。 いまはリタイアし、ヒマもできたので、長い「ナマコ研究人生」で学んだことを著作や講演で、「生物多様性」を守ることが遠回りであっても自分の人生をたいせつにすることになるのだと啓蒙活動を続けておられる。 尾頭(おがしら)の 心もとなき 海鼠かな 去来 いきながら

    2017.1. 16 寿命…①ナマコ - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/16
    “歌う生物学者”としても有名な方。小学国語教科書にも文章が掲載。「時間」とはおもしろいものですね。歌が聴けるサイト。http://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/motokawa/#
  • 自己紹介 - カメキチの目

    私は「カメキチ」といいます。 1951(昭和26)年うまれの男。2006年、障害者となり、いまはインキョの身。 障害者にならなかったら、まだバリバリの現役労働者だったと思います。が、きょ年(2012春)、正式に退職。 障害 → 平衡感覚障害(フラフラ)・視覚障害(視界が動く、物が二重にみえる)・嚥下(のみ込み)障害など。 とつぜんの事故で死にかけ、助かった。いわゆる「不幸中の幸い」です。障害者となりしばらくは休職していたのですが、それまでの職場に復帰でき、きょ年までの4年間くらい、リハビリ勤務で好きなように働いてきました。しかし、あまりに身体は動かず仕事らしい仕事はできずまいっていたし、還暦も越したし、リタイアしました。 こんど、『はてなブログ』さんを利用しブログを開設(ありがとうございます)したのですが、じつは4年前から1週間ごと更新の『カメキチの目』というホームページ(実質はブログ)を

    自己紹介 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/15
    カメキチさま、通信欄がないのでこの手段しかありませんが、最新の貴記事、言及させていただきたいのですが。ゆうべshellさまのところにも書き込み、お願いしたのです。ご覧になってください。お返事お待ちします。
  • 2017.1.13 1月11日 - カメキチの目

    カメキチの目 1月11日 夕べのニュース。ふたつのことを書いておこうと、思った。 一つは、北米自動車ショー。 陰の主役はトランプ次期大統領だとメディアは言っていた。 確かに! 彼を「主役」に仕立て上げているのは自分たちメディアだということはわかっているでしょうに。 彼を「悪役」にした『大統領選』という名の下品なドラマ仕立てを選挙前からいくつも流し(それがたくさんの視聴者を集め、ということはたくさん稼いで)、役者トランプは、それをうまく利用することで(すなわち彼らメディアのずっと上を行き)ホントに大統領になってしまった。…「こんなはずじゃなかった!」といまごろ後悔しても始まらない。 私もドラマ(とくにサスペンス。刑事もの)は大好きだけど、あんなはしたないストーリーは初めてだ。 新春特別『相棒』の録画していたのを観た。 右京さんが言った最後の一言(間違っていたらゴメンなさい)が忘れられない。「

    2017.1.13 1月11日 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/13
    あきれるを通り越して絶望です。あのバカ不動産屋は恐らく持たないという気がしています。あんな脅しと攻撃と差別のイジメっ子がまかり通るはずがない。世界における「アメリカ大統領」の位置がわかっていない。
  • 2017.1.10 私の「障害」 - カメキチの目

    カメキチの目 ときには、自分にとってのブログ(ブログを知らず、初めはホームページだった。きっかけは脳外傷を負って、障害がのこると主治医の宣告を受けたとき、症状の予想、「行く末」を知りたくて《親身になってくれるドクターではなかったので》、ツレが図書館でさまざまなを調べ、ネット検索もいろいろ探してくれたのですが、ちっとも有益な情報、話が得られなかったことです。今後、同じような障害に遭った方、ご家族の参考になればと自分で情報を発信することにしたわけです)の原点とでもいうべき身体の障害のことを書きます。 これまでもよく書いていますが、それは「ついで」。きょうのは「題」。 「平衡障害」というのは、バランスがとれない。 だから杖は必携だ。 コマのように回ったあとまっすぐなラインを歩くみたいな体感がいつもある。そのときの気持ち悪さも。 ・だから、フラフラと酒に酔った人のようになる。 かっこう悪いから

    2017.1.10 私の「障害」 - カメキチの目
    cenecio
    cenecio 2017/01/10
    おっしゃること、わかります。なんて書いたらそれは本当ではないのですが、子供の怪我を通して、また国立療養所の人々と触れ合う中で、人それぞれに一見してわからない多くの不自由があることは教わりました。