ナカノフドー建設の現場代理人・今村東洋治氏にインタビュー 「H28扇二丁目河岸再生工事」の現場所長を務めている株式会社ナカノフドー建設の今村東洋治氏(現場代理人・監理技術者)。同現場は現在、国土交通省発注(東京ブロック)で東京建設業協会に加盟するゼネコンでは初めてのICT土工現場だ。今村所長は5月11日、東京都で初めてとなる「ICT土工講座(東京ブロック)」で講師役を担当する。 そんな今村所長に、ご自身が建設技術者を志した理由、これまでに現場で失敗したこと、成功したこと、ICT土工と従来工法との違いなどについて色々とお話を伺った。 施工の神様(以下、施工):まずは、今村所長が建設技術者を志した理由を教えてください。 今村東洋治(以下、今村):大まかな理由は2つあります。一つ目は私の父が水道・下水道工事関係の仕事をしていたことが大きく影響しています。父は休日も忙しく一緒に遊べない代わりに、よ