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ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (4)

  • 「君たちはどう休むか」に絶望した。 - Everything you've ever Dreamed

    11月4日の朝日新聞グローブの特集「君たちはどう休むか」が非常に面白かった。「技術の発達で繋がりやすくなった現代における、持続的に働くための休み方」をテーマに米、独、仏、以の例を列挙していた。特集内ではそれを戦略的休息とも呼んでいる。ボスから就業時間短縮への施策案を宿題にされているので、個人的にもタイムリーであった。 特集で紹介されていた仕事と生活(休み)についての考え方は大きく分けて2つ。ひとつは仕事と生活を完全に分ける。もうひとつは仕事と生活を融合させる。後者(融合)は「ワーク・ライフ・インテグレーション」と呼ばれ、すでに独の有名スポーツメーカーA社で導入されている、ワークとライフを分けるのは難しいし無理っぽいからいっそのこと分けるのをやめて融合させてしまおうという考え方である。冗談か奇策のようであるが、施策はまともで、社内にジムやスポーツ施設を設置していつでもリフレッシュ出来るように

    「君たちはどう休むか」に絶望した。 - Everything you've ever Dreamed
  • 前立腺の手術を受けた僕にGOサインが舞い降りた。 - Everything you've ever Dreamed

    ちょっと前になるが前立腺肥大症の手術を受けた。ホーケイ手術のように術後ドラマティックにオーケイな感じへ見た目が変わるわけでもなく、麻酔をかけられて寝ている間に終わっていただけなので、気付きや学びといった類はない。正直に告白するならば、ドクターによる手術の説明、「オットセイの先っちょから管のようなものを奥までズイズイズイと挿入してチョッキンするだけ」が恐ろしすぎて、ただいっさいがすぎていくのを待っていただけなのだ。気付きもなく、学びもない。虚しさしか残らないこの手術で僕が得たものは、「オットセイの先っちょから入れたんだよ…」とに告げたときに彼女が言ってくれた「素晴らしい…成し遂げた勇者ってわけですね…」というお褒めの言葉くらいしかない。そんなわけで《オットセイの先っちょからズイズイズイ》は僕の中ではすでに過去になりつつある。気がかりなのは昨年から引き続く下半身受難。左足は昨年の夏に交通事故

  • 別居していた妻が帰ってきた。 - Everything you've ever Dreamed

    週末婚なのか、それとも、ただの終末への助走なのかわからない。ただ、確実に言えるのは断続的な別居生活が突然終わったということ。今はいつまで続くのかわからない平穏な時間を過ごしている。他者と関係を築き、維持していくためにはある種の無関心が必要だと僕は思う。分かり合えやしないことを分かり合うしかないのだ。ポジティブに諦めること。期待しすぎないこと。と別居しているとき僕はひたすら前向きだった。床を相手に格闘したり終日果てるまで動画を試聴したり、がいるときには絶対に出来ないことに積極的に取り組んだ。結婚していいことなど数えるほどしかなかったけれども、その中でも心の奥底から良かったー!ラッキー!と胸を張れるものの一つが女性向けランジェリーのカタログが日常にあることだった。ああ、憧れのピーチジョン!僕のランジェリーへの憧憬はカタログを越えて実物ランジェリーに到達。気がつくと僕は、灯りを抑えた部屋の中

    別居していた妻が帰ってきた。 - Everything you've ever Dreamed
  • 宇野維正『1998年の宇多田ヒカル』を読みました。 - Everything you've ever Dreamed

    宇野維正さんのデビュー作『1998年の宇多田ヒカル』を読んだ。結論からいうと傑作なので多くの人に読んでもらいたい。ちなみに僕が書を手に取ったのは、宇多田さんではなく浜崎あゆみさん目当てである。日語がおかしいとご心配することなかれ。帯カバーには宇多田さんを筆頭とした1998年デビューの音楽家たちに並んで、しっかりと浜崎あゆみさんの名前がある(以後敬称略)。僕はこの帯カバーに魅せられたのである。 僕がどれだけ浜崎あゆみが好きだったか。音源は全部チェックし、グッズを揃えるだけでは収まらず、あゆ自身になりたい気持ちは加速。そんな僕が、たいして親しくもない知人が現役女子大生と執り行った結婚式で歌のプレゼントを強要されたときに、浜崎あゆみの「M」という曲をお呪いの意味を込めて歌ったのは必然であった。 《別れの道選ぶふたり 静かに幕を下ろした》 別れの曲だと気付いたのはBメロを歌い切ったときである。

    宇野維正『1998年の宇多田ヒカル』を読みました。 - Everything you've ever Dreamed
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