<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2010年03月05日 (金)おはようコラム 「アイスランド 重いバブルの後始末」 (阿部キャスター) おはようコラムです。 金融危機で窮地に陥ったアイスランドでは、破綻した銀行の外国人の預金を税金で保護することの是非を問う国民投票が、6日行われます。投票がどんな波紋を広げるのか、百瀬解説委員です。 Q:アイスランドが税金で外国人の預金を保護するというのはどういうこと? Q:なぜ国民はそれほど強く反発したのか? A:最大の理由は銀行破たんのツケを押し付けられる事への怒りだ。バブルに浮かれた民間の銀行の債務を、なぜ自分達が払わなければならないかという憤りだ。経済的な負担も大きい。返済額は5000億円ほどだが、人口30万のアイスランドにとっては、GDPの3分の1、1人当たり負担額は170万円にもなる。世論調査では返済計画に対する反対は70%