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ブックマーク / xtech.nikkei.com (17)

  • 伊藤忠商事、基幹系システム刷新へ 過去最大規模の開発費を投入

    伊藤忠商事は2020年度に基幹システムを刷新して稼働させる。主に経理部門や財務部門が使う独SAPのERP(統合基幹業務システム)パッケージを2018年度までに新版の「SAP S/4HANA」にバージョンアップ。その後2年かけて業務面の改善を加えて稼働させる。CIO(最高情報責任者)補佐兼IT企画部長の渡辺一郎氏は、開発費用は「過去最大規模の投資」と明かす。同社は開発費を開示していないが100億~500億円規模と見られる。 インメモリーでデータを処理するS/4HANAを国内総合商社で初めて採用した。HANA採用で新システムは大幅な処理の高速化と、それによる業務の効率化を見込む。例えば、日々の受発注状況や損益管理は、営業部門が入力後「数時間で把握できるようになる」(渡辺氏)。現行システムは夜間バッチで処理するため、把握するのは翌日になることが多かった。 伊藤忠商事は品や繊維の取り扱いが多く

    伊藤忠商事、基幹系システム刷新へ 過去最大規模の開発費を投入
    cervino
    cervino 2016/09/11
  • NTTデータがJavaフレームワークを刷新、StrutsをやめてSpring主軸に

    NTTデータは2016年2月24日、Javaアプリケーションサーバー環境で利用できるソフトウエア開発部品(フレームワーク)の新版「TERASOLUNA Server Framework for Java 5」(図)を発表、同日提供を開始した。新版では、Web画面の遷移を制御するMVC(モデル・ビュー・コントローラー)フレームワークをStruts1からSpring MVCに切り替えるなど、ソフトウエアの構成を刷新した。 TERASOLUNAは、NTTデータが自社のシステム構築サービスで社内利用している、サーバーサイドJavaのフレームワーク。StrutsやSpring Framework、iBATISといったオープンソース(OSS)のフレームワークを中核機能として採用するとともに、NTTデータが独自に開発した機能を追加してOSSとして公開している。2014年4月にStruts1のセキュリティ

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    cervino 2016/04/14
  • (第1回)ここがヘンだよ! 日本のIT業界

    ITproの人気コラム「木村岳史の極言暴論!」ではこれまで幾度となく、日IT業界に蔓延するいびつな多重下請構造の問題を取り上げてきた。一方、海外での豊富な就業経験・起業体験から、硬直化した国内のIT業界に対し同様の警鐘を鳴らしてきたのが、元マイクロソフトのチーフアーキテクトであり、UIEvolutionファウンダー/会長兼ブロガーの中島聡氏だ。 かたや「ITゼネコン」(中島氏)、かたや「SIガラパゴス」(木村)と、呼び方こそ違えど、両者の問題意識には通じるものが多い。日の内と外それぞれの立場から業界が抱える問題点を考察し、ITproの主要読者であるITプロフェッショナルたちが今後どう身を処していくべきかを存分に語ってもらった。(司会・進行は石井 智明=日経コンピュータ編集委員) ――中島さんのメルマガ「週刊 Life is Beautiful」には、しばしば「ITゼネコン」という言葉

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    cervino 2015/06/02
  • 「常時SSL」がセキュリティ対策の抜け穴に、対策を急げ

    最近、急速に「常時SSL(HTTPS)化=常時暗号化」が広がっている。WebサイトとWebブラウザー間の通信を常時暗号化することで通信の安全性を高めようというものだ。 通信の盗聴を防げる一方で、SSLを駆使した巧妙なサイバー攻撃の“隠れみの”に悪用されるリスクがある。企業などの情報システム部門にとってはこれまでとは異なるセキュリティ対策を迫られる。 常時SSLとは、通信を常時暗号化することを指す。ログインを伴う多くのWebサイトでは、部分的にSSLを採用している。例えばITproの場合、記事閲覧時の通信トラフィックは平文(非SSL、HTTP)で流れる(写真1)。

    「常時SSL」がセキュリティ対策の抜け穴に、対策を急げ
  • 欧州SAPがERPを23年ぶりに刷新、動作DBを同社の「HANA」のみに

    欧州SAPは2015年2月3日(米国現地時間)、ERP(統合基幹業務システム)を中心とした業務アプリケーション群の新製品「SAP Business Suite 4 SAP HANA (S/4HANA)」を発表した。SAPのビル・マクダーモットCEO(最高経営責任者)は「S/4HANAは当社史上最大の新製品」と強調(写真)。同社が現在、提供している「SAP ERP」や「SAP Business Suite」の基になるERPパッケージ「R/3」の後継製品の位置づけになると説明している。 S/4HANAの特徴は、利用可能なデータベースとして同社のインメモリーデータベース「HANA」のみを指定していること。R/3やSAP ERP、SAP Business Suiteでは、米オラクルや米マイクロソフトなど他社製のリレーショナルデータベースを利用できたが、S/4HANAでは利用できなくなると見られる。

    欧州SAPがERPを23年ぶりに刷新、動作DBを同社の「HANA」のみに
  • 発注者として最低最悪、公共機関のシステムをどうするのか

    システム開発において発注者責任の自覚やその能力が無く、丸投げしかできないにもかかわらず、お客様は神様であることを信じて疑わず、買い叩くことだけに血道を上げる。しかも開発プロジェクトの最中に要件はどんどん膨らむが、追加料金は出さないし、納期厳守も要求。当然プロジェクトは破綻を来すが、その責任の全てをITベンダーに押し付ける。 こんな危ない客がいたら、ITベンダーはその開発案件を取りに行くだろうか。普通はスルーだ。諸般の事情で商談に参加しなくていけなくなったとしても、“法外な”高値を提示するなどして、間違っても受注しないように努力するだろう。そもそも今どき、そんなとんでもない客がいるのか。それが、いるのである。官公庁をはじめとする公共機関だ。 公共機関だとすると、冒頭に書いた客としての振る舞いは、その多くが「とんでもない」ではなく正当な行為となる。公共系システムは国民・住民からの税金などで作る

    発注者として最低最悪、公共機関のシステムをどうするのか
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    cervino 2015/01/29
  • ヤフーに見る新3種の神器の効果

    スポーツ関連情報サイト「Yahoo!スポーツ」のシステムは、新3種の神器を三つすべて使って開発・運用されている。導入の経緯やその効果を紹介する。 「ユーザーにより良いサービスを提供するため、システムを継続して頻繁に作り変えていく必要がある。ITの現場は、頻繁にシステムを変更できる体制や仕組みを整えておかなければならない」─。 これは、ヤフーの内田誠悟氏(メディアサービスカンパニー 開発エンジニア)が描く、ITの現場の理想的なあり方だ。だが、内田氏が2012年7月に配属されたチームは当時、この理想とは異なる状態だったという。 システムを頻繁に変更できない現場 内田氏らのチームにはITエンジニアが18人おり、スポーツ関連情報を提供するWebサイト「Yahoo!スポーツ」や「スポーツナビ」を担当している。 情報提供といっても、テキストと写真だけの単純なサイトではない。例えばプロ野球の試合経

    ヤフーに見る新3種の神器の効果
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    cervino 2013/10/29
  • Haskell使いの高頻度取引の会社にお邪魔した

    先日、日経コンピュータ特集記事の取材で東京都内の某所にある「Tsuru Capital」という、高頻度取引(HFT、High-Frequency Trading)を手掛ける企業のオフィスにお邪魔した。 HFTというのは、プログラムによって株式などの金融商品を数ms(ミリ秒)から数μs(マイクロ秒)で高速に自動取引すること。自己資金で取引する「プロップファーム(proprietary trading firm)」と呼ばれる企業が中心で、米GETCO(2013年7月に米Knight Capitalと合併)などが有名だ。 HFTを行うプロップファームの多くは、米国など海外に拠点を置いており、Tsuru Capitalのように日国内に拠点を置く企業は珍しい。株式売買では、海外企業であっても国内の証券会社と契約し、自社の取引プログラムをその証券会社のサーバーに配置すれば日市場でのHFTは行える。

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    cervino 2013/10/07
  • [すごいラックの未来]光回線でハード構成が自在に

    最後に、米インテルとフェイスブックが共同で開発を進めている、未来の「すごいデータセンター」を紹介しよう。 インテルは2013年1月に次世代ラックの開発でフェイスブックと提携した。インテルが目指す未来のラックについて、同社データセンター事業開発部シニア・スペシャリストの田口栄治氏は次のように説明する。「プロセッサやメモリー、ストレージなどが、『サーバー』という枠組みから分離され、ラックの中で自由に組み合わせられる『ディスアグリゲーテッドラック』が実現する」。 ディスアグリゲーテッドラックは、「垂直統合機」や「CiB(クラスター・イン・ザ・ボックス)」などと呼ばれている、ラック単位でサーバーやストレージ、ネットワーク機器を統合したハードウエアの発展形である(図1)。

    [すごいラックの未来]光回線でハード構成が自在に
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    cervino 2013/10/04
  • [すごいネットワーク]DC内は「小型インターネット」

    データセンター(DC)の「すごい」変化は、建物やラックといったハードウエアだけでなく、それ以外の部分でも生じている。米マイクロソフトがクラウドサービスを提供するDCでは、ネットワーク構成に大きな変化が起きていた。 表1は、マイクロソフトの電子メールSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)、「Office 365 Exchange」を提供するDCで、2012年に行った大がかりな構成変更をまとめたものだ。 マイクロソフトは2012年6月まで、DCの中に大きなレイヤー2(L2)ドメインを構成し、ネットワークスイッチが備える「VLAN」機能を使って、必要に応じてネットワークを分割していた。ところが2012年6月以降は、L2ドメインをラックの中だけに限定し、ラック間をレイヤー3(L3)ネットワークで接続するという構成に切り替えた。 この狙いは、ネットワークスイッチが故障してもネットワークが利用し

    [すごいネットワーク]DC内は「小型インターネット」
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    cervino 2013/10/03
  • [すごいラック]サーバーの形を変えて電力削減

    フェイスブックは、ラックである「Open Rack」やOpen Rack用のサーバー、電源装置、ストレージ、サーバーなどのファームウエア、空調機といったデータセンター(DC)の構成要素の仕様や設計図を独自開発し、オープンソースとして公開する「Open Compute Project(OCP)」という取り組みを行っている。 フェイスブック製ハードには、PUEを高めるための工夫が随所に見られる。例えばOpen Rackでは、サーバーやネットワーク機器の電源を、ラック単位で集約している。熱を発する電源装置をサーバーから無くすことで、サーバーの冷却を容易にし、サーバーの内蔵ファンの回転数を下げているのだ。サーバーの内蔵ファンは、回転数を下げることで、消費電力を削減できる。 サーバーの高さは通常の「1U」ではなく「1.5U」にしてある。サーバーの高さに余裕を持たせることで、1Uに比べて内蔵ファンの羽

    [すごいラック]サーバーの形を変えて電力削減
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    cervino 2013/10/01
  • [NTTデータ]海外で1200億円増収へ、ブランド名統一で攻める

    「世界中で買収した子会社の名前を、2012年度、全てNTTデータブランドで統一した。当社グループ内の連携が深まってきた」。NTTデータの岩敏男社長は、グローバルビジネスの拡大に手応えを感じている(図1)。 NTTデータの2013年3月期連結売上高は前年度比4.1%増の1兆3019億円と、連続増収記録を24期に伸ばした。原動力となったのが、海外における積極的なM&Aだ。2010年に約1100億円を投じて米キーンを傘下に収めたのを皮切りに、アジアや欧州でも買収攻勢を展開。2011年3月期に1015億円だった海外売上高は、前期は2324億円にまで拡大した。 独伊の子会社が連携 ブランド名を統一した狙いは、成長スピードの加速にある。従来は、買収した子会社同士が連携しておらず、受注活動に障害があったという。「社名の統一で、独伊の子会社が一体となって営業活動を実施できるようになり、伊フィアットから自

    [NTTデータ]海外で1200億円増収へ、ブランド名統一で攻める
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    cervino 2013/09/20
  • UNIXの退潮を止められるか

    米IBMと米オラクル、富士通IT大手が、UNIXサーバー用RISCプロセッサの新モデルを一斉に発表した(表)。いずれも2014年に製品化する見込みだ。3社とも2013年前半に現行製品を出荷開始したばかりであり、新製品の投入は2年連続となる。矢継ぎ早の製品投入によって、UNIXサーバーの売り上げ減少に歯止めをかけたい考えだ。 3社はともに、米国で8月25~27日に開催されたシンポジウム「Hot Chips 25」で新プロセッサを発表した。IBMの「POWER8」は「POWER7+」の後継で、性能を2~2.6倍に高めた。コア数は8個から12個に、同時実行スレッド数は32から96に増やしている。プロセッサの製造技術であるプロセスルールを32ナノメートル(nm)から22nmに変更した。 オラクルの「SPARC M6」は、「SPARC M5」の後継だ。コア数を2倍の12個に、1サーバー当たりのソケ

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    cervino 2013/09/19
  • ITサービスが牽引した大手4社決算

    国内IT大手4社の2013年4~6月期連結決算が出揃った(表)。アベノミクスなどの影響で国内企業のIT投資意欲が回復し、各社ともITサービス部門が増収を果たした。一方、スマートフォン事業や不採算案件の管理などが、業績回復の重荷となった。 4社の中で堅調だったのが日立製作所だ。情報・通信システム部門の売上高は前年同期比5.2%増の3910億円で、営業損益もほぼトントンに回復した。ITサービスが好調で、通信ネットワークやサーバーの減収をカバーした。 富士通IT投資回復の追い風を受けた。主力のテクノロジーソリューションは、売上高が前年同期比8.0%増の6775億円、営業損益は25億円の黒字に転換した。加藤和彦CFO(最高財務責任者)は決算会見で、「テクノロジーソリューションでは、第1四半期の国内受注が過去10年で最高の水準」と強調。今後3年間は大型商談が相次ぎ「SIビジネスは高水準が継続する」

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    cervino 2013/08/23
  • 第2回 「人口カバー率」が突いた盲点、3社3様で比較は不可能

    見えない電波を“見える化”し、消費者が正しい選択ができる環境を整備する一つの指標として、「人口カバー率」がある。しかしこの表記は携帯電話キャリアによってまちまちであり、消費者がどのキャリアがつながりやすいかを判断することは事実上不可能な状況である。 複雑化する周波数利用状況 携帯電話キャリアは、カタログやIR資料などに通信規格(W-CDMA、LTEなど)ごとの「人口カバー率」の現状値や計画値を記載している。そもそも、「比較審査方式」で周波数免許が交付される日では、免許付与方針の中に「5年以内に人口カバー率xx%以上」といった条件が付されており、キャリアは免許付与条件を上回るペースでネットワークを整備してきた。 しかし第3世代携帯電話(3G)以降、モバイルブロードバンドの利用が増大したことで、携帯電話で使われる周波数帯域が一気に逼迫することになった。そのため、アナログテレビに利用していた周

    第2回 「人口カバー率」が突いた盲点、3社3様で比較は不可能
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    cervino 2013/07/09
  • 第2回 音声品質は? LINE、comm、Skypeを検証

    前回はSkype、LINE、commの音声遅延を測定しました。今回はこれらの音声品質を測定します。測定環境は前回の図1の通りです。 通話品質の指標であるR値を求める 測定にはGLEAN Corporationの音声品質評価ソリューション「VoicePinger」と同製品の音声品質評価オプションおよびドイツOPTICOMの音声品質評価・解析ソフト「PEXQ」を使用、客観的に音声品質を評価するための最新手法であるPOLQA(ITU-T P.863)を用いて、通話品質の指標であるR値(ITU-T G.107 TTC JJ-201.01、関連記事)を求めます。 測定時に使用するリファレンスの音声も以前の特集と同様、モノラルでサンプリング周波数8KHz、量子化ビット数16ビット、再生時間約8秒のWAVファイルを使用します。 では早速、音声品質の測定結果を見てみましょう。各サービスの音声品質測定結果を

    第2回 音声品質は? LINE、comm、Skypeを検証
    cervino
    cervino 2013/06/25
  • “富士山Wi-Fi”が浮き彫りにする二つの難問

    「『近くのスターバックスの場所を教えてほしい』。外国人観光客からよく聞かれるんですよね」。山梨県企画県民部 世界遺産推進課の矢野久副主幹は数年前、こんな話を甲府市内のホテルの方から聞いたという。 そのホテルから最寄りのスターバックスまではタクシーでなければ行けないほどの距離だ。それにもかかわらず、その外国人観光客はタクシーでスターバックスに向かったという。なぜか。無料で無線LAN(Wi-Fi)スポットを利用できるからだ。「無料のインターネット接続、Wi-Fiが使えるのは外国人観光客にとって非常に重要なんだな、とその時気がつきました。それからその状況を何とかしたいとずっと思っていました」(矢野副主幹)。 間もなく世界遺産(国連教育科学文化機関=ユネスコ=の世界文化遺産)に登録される富士山。この富士山北麗の山梨県側を中心に、今後さらに増えるであろう外国人観光客を主な対象としている無料の無線LA

    “富士山Wi-Fi”が浮き彫りにする二つの難問
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