黒崎@豪雨の前兆 16 余話である。 例えば会って話すことの方が情報量が多い、という俗論がある。 ジャーナリズムを標榜しているなら何故会わないか、取材しないのかというような文脈の中で使われる。 一見誠に説得力がある説だが、残念ながらこれもやはり一面の真実にしか過ぎないところがあると私は考えている。 例えば立花隆さんに「農協」という本がある(朝日文庫)。 昭和54年から55年にかけて「週刊朝日」に22回に渡って連載されたものだ。 大変に細かな字で、頁数は400ほどであろうか。 巻末で解説している井出耕也氏がこのように書いていた。 「二人のデーターマンが参加した(黒崎註:井出氏を含む)。 データーマンとは、ごく大雑把にいうと取材のみを担当する人間である。 アンカーマンとなる者の指示にもとづいてインタビューや資料の収集、整理などを行い、それを元にして著者が原稿を執筆する」(「農協」:403頁)
黒崎@豪雨の前兆 15 仮にである。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%9C%9F%E7%90%86%E6%95%99 Wikipediaの「オウム真理教」の編集に、現役オウム信者が積極的に関与していたとしたらどうであろうか。 これが「元」だったらどうなるであろう。 より深い内情、内側から見た出来事を語るには、内部の人間がするにこしたことはない。 が、それがイコール広義の社会的視線になりえるかというと、それはまた別のお話である。 例えば「利益相反行為」という言葉がある。 弁護士法などにも規定があって、「当事者間において利益が相反する内容になっている状態のことをいい、そのような場合は、それぞれの利益を守るため、一方が他方を代理したり、一人が双方を代理することは禁止されています」というような説明がなされている
(05/15)豪雨の前兆 52 (09/27)暗闇坂ノボル (09/27)暗闇坂クダル (09/27)暗闇坂 (09/06)夏の終わりのB.5 8. (09/06)夏の終わりのB.5 7. (09/06)夏の終わりのB.5 6. (09/06)夏の終わりのB.5 5. (09/06)夏の終わりのB.5 4. (09/06)夏の終わりのB.5 3. (09/04)味について (09/04)夏の終わりのB.5半 (09/04)夏の終わりのB.5 (08/25)濃色のサーブ 3. (08/25)濃色のサーブ 2. (08/25)濃色のサーブ (08/10)大黒様 2 (08/10)大黒様 (08/10)うなぎ 3 (08/10)うなぎ 2 Whisper Not by alamal (12/02) Whisper Not by alamal(eshek) (12/02) Whisper Not
黒崎@豪雨の前兆 13 「一点突破全面展開」 という言葉がある。 例えば立花隆さんが「ロッキード裁判批判を斬る」(朝日文庫版)の中で、角栄裁判が東京裁判よりも暗黒であると主張する渡辺昇一氏を批判する際に使われた。渡辺氏は「南京大虐殺」の虚妄を例に挙げ、これを角栄裁判にまで演繹する。 立花さんはそれに対し、 「『一点突破全面展開』戦術とでもいおうか。 一つだけ正しいことを念入りに言ったあとで、あとはそれに口からでまかせに近いデタラメを山のようにくっつけてしまうのである」(立花隆:前掲」213頁) とまとめている。 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 私は、松永氏が行っているWikipediaの編集は、ほぼそれに近いものだろうと推察している。まずはネット上で最も公共性の高いもの(と看做されている)ところに進出する。そこで自らの経歴を編集し、内容に強弱をつける。つ
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「結婚・子2人は健全」 厚労相発言、与党内からも批判(朝日新聞) http://symy.jp/?gv_yana この発言のどこが問題なんだろう。 正直に言って、私にはまるでわからない。 柳沢さんという人の人となりについて、私は知識を持っていないのだが、もしかして、この程度の発言で辞任を要求されているのは、この人が、過去にも様々な問題行動や差別発言を繰り返してきた「札付き」の存在だから、ということなんだろうか。 そうでないのだとすると、大臣の問題発言の問題点に気づくことができないでいるオダジマの言語感覚は、陣笠以下の鈍感さだ、と、そういうことなのか? そもそも、「女性は子供を産む機械」発言にしたって、要約の仕方が恣意的(というよりも、特定の言葉を文脈から切り離した形でまないたにのせたやり方は、詭弁であるにしてもあまりにも低劣だった)だっただけで、本人の発言自体は「もののたとえ」に過ぎない。
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