北海道乙部、上ノ国両町沖の日本海で、海藻が枯れて藻場が消失する「磯焼け」の対策として、イカの内臓(通称イカゴロ)を海底に投下する試験事業が行われている。 藻場は魚介類の産卵や成育に大切な存在だが、道内では南西部の日本海沿岸で磯焼けが拡大、漁獲高減少も招いている。 試験は平成18年秋、上ノ国町や地元漁協でつくる協議会が同町沖で開始。乙部町の協議会も昨年11月、沖合の数カ所で始め、冷凍のイカゴロ約百キロを海底に沈めた。両協議会は春以降、水中カメラなどを使い、海藻の繁茂や魚介類の集まり具合を調査する予定だ。 ひやま漁協によると、イカゴロは数十年前までは海に投棄。魚の餌に良い上、分解されると海藻の栄養になったという。現在は廃棄物処理法で産業廃棄物とされ、投棄は原則禁止されている。 そのため両協議会は効果が実証されれば、構造改革特区などの形で許可を得て、本格的に事業を進めたい考えだ。 磯焼けは、地球
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