国土交通省は26日、航空会社AIRDO(エア・ドゥ)が社内の管理システムの記録を改ざんし、旅客機の整備を先延ばししていたとして、厳重注意した。 国交省によると、1~6月にするべきだったボーイング767と737の主翼の部品点検など4件の整備を、メーカーの定めた期限内にしていなかった。 整備計画を立てた男性社員が自ら期限切れに気付き、前回の作業日を実際より遅い日付に改ざん、期限を迎えていないかのように見せ掛けていたという。実際の作業は期限から最大4カ月半遅れで実施されていた。 この社員は国交省の聞き取りに「以前にも同様のミスをしており、会社への報告をためらった」と話している。 同省はエア・ドゥに再発防止策をまとめ、報告するよう指示した。
NTTと誤解させ、電話で「料金が安くなります」などと勧誘してインターネットのプロバイダー契約を変更させるトラブルが急増しているとして、国民生活センターは18日、「電話口だけで承諾せず、きちんと業者を確認して」と注意を呼び掛けた。 国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどに寄せられた相談は、平成24年度の187件から25年度は1596件に急増。26年度も既に1664件に上っており、うち兵庫県が151件で最多、大阪府が121件など西日本の被害が目立つ。 業者は電話口で「NTTの者です」などと名乗り、特定のソフトをパソコンにダウンロードするよう指示。表示されるIDとパスワードを伝えると、業者が消費者のパソコンを遠隔操作できるようになり、プロバイダーが変更される仕組みだ。
無許可で助産所を開設し、出産時の出血で女性を死亡させたとして、神奈川県警は16日、業務上過失致死と医療法違反の疑いで、相模原市南区の「のぞみ助産院」院長の女性助産師(69)を書類送検した。 書類送検容疑は昨年4月27日、入院中だった相模原市中央区の女性=当時(33)=が男児を出産する際、多量の出血をしたのに必要な措置を取らず、搬送先の病院で同28日に死亡させた疑い。 また昭和62年2月から行政の許可を得ずに助産所を開き、医療法で求められる緊急時の嘱託先病院も平成20年4月以降、決めていなかった疑い。 県警によると、昨年4月27日午後11時半ごろ、助産所で水中出産した女性の血が止まらず、助産師は同28日午前2時50分ごろに119番した。「目視で1~1・5リットルの出血があり、医療機関に搬送すべきだった。色が薄く、当初は血液ではないと判断した」と書類送検容疑を認めている。
15日午前9時半ごろ、宮崎県日向市東郷町八重原迫野内の国道327号の八重原大橋付近で、母娘3人が乗った軽乗用車が約20メートル下の川に転落し、90歳の母親と59歳の娘が死亡した。63歳の娘も重傷を負ったが、命に別条はないという。 日向署によると、死亡したのは宮崎県椎葉村、無職、下田ハルエさん(90)と同村、無職、下田葉子さん(59)。運転していた同県延岡市川島町の無職、小栗礼子さん(63)は胸や肘の骨を折った。 現場は左カーブで、車は右側に飛び出し、フェンスを突き破って転落。近所の人が110番通報したという。日向署が事故の原因を調べている。 親類によると、ハルエさんは孫の結婚式で着る服を買うため、娘と出掛けたという。
10日午前3時40分ごろ、奈良県生駒市北田原町の牛丼店「吉野家163号線生駒店」に男が押し入り、レジにいたアルバイトの女性(41)に包丁を示して「金を出せ」と要求した。女性は厨房(ちゅうぼう)にいた配送業の男性(42)に助けを求め、男性が「ここには小銭しかない。こんなことで人生を棒に振るな」と説得すると、男は何も盗らずに店を出て、近くに止めていた車で逃走した。
神奈川県は4日、県動物保護センター(平塚市土屋)に収容していたミニチュアダックスフント(雌、10歳以上)が、受託業者の50代の男性従業員に暴行を受けて死んだ可能性があると発表した。県の相談を受けた県警平塚署が、動物愛護法違反の疑いで調べている。 県によると、同日午前8時ごろ、犬舎の清掃中にこの犬に手を噛まれた男性従業員が、直径約1センチの金属製の棒で犬の頭部や腹部を複数回たたいたとみられる。同8時半ごろ、県職員が瀕死(ひんし)の状態の犬を発見。男性従業員に聞き取りを行ったところ、「噛まれて腹が立ったのでたたいてしまった」と話したという。犬の病気を理由に元飼い主が飼えなくなり、8月に同センターに収容されていた。
知人女性(21)から預かっていた生後3カ月の女児の首を絞めて殺害したとして、警視庁少年事件課は殺人容疑で、長野市の無職の少女(18)を逮捕した。同課によると、少女は「殺すようなことはしていない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は昨年11月1日午前2時ごろから7時ごろまでの間、東京都渋谷区道玄坂のマンション6階の一室で、女児の首をひものようなもので絞めて窒息させ、殺害したとしている。 少女は同8月ごろから現場のマンションで、女性と女児、別の少女(18)と同居。同日午前2時ごろから2人きりで女児の世話をしており、別の少女が同7時ごろに帰宅し、心肺停止状態の女児を発見し119番通報したが、搬送先の病院で死亡が確認された。 司法解剖の結果、女児の首に絞められたような痕が見つかり、窒息死の疑いがあることが判明。少女は警視庁の事情聴取に「朝起きたら死んでいた」と説明していたが、その後、別の少女らに「女
帰宅途中の女子高生の体を触ったとして、神奈川県警捜査1課などは25日、強制わいせつの疑いで、横浜市立中学教諭、本野恵太容疑者(25)=同市西区霞ケ丘=を逮捕した。 逮捕容疑は、13日午後10時半ごろ、同市南区の路上で、歩いて帰宅していた高校3年の女子高生(17)=同区=の上半身を触るなどのわいせつな行為をしたとしている。「間違いない」と容疑を認めているという。女子高生にけがはなかった。 捜査関係者によると、本野容疑者は女子高生の後ろから近づき、突然口をふさぎながら「騒いだら殺すぞ。パンツちょうだい。体触らせて」などと脅して体を触るなどしたという。 同市内では、3月下旬以降、保土ケ谷、西両区を中心に、同様の手口の強制わいせつや暴行事件が14件ほど発生しており、同課で関連を調べている。いずれもけが人はなかった。 横浜市教委などによると、本野容疑者は今年4月に採用され、現在は同市都筑区内の中学校
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