オーストラリア・シドニー(Sydney)で、豪政府の不法移民に対する強制拘置政策に対する抗議集会で、中国当局による拷問を再現する活動家(2005年6月19日撮影。本文とは関係ありません)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD 【6月16日 AFP】帰国すれば迫害されると訴えながらオーストラリアから中国に強制送還された反体制派の中国人民主化運動家が、自殺していたことが16日、支援者の1人の証言で明らかになった。 強制送還後も連絡を取っていた支援者のFrances Milne氏によると、この活動家は2007年に強制送還され、その後当局による暴力や拷問などを受けていると主張していたという。活動家の名前はZhang氏としか明かされていない。 豪ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の人権保護当局者は、Zhang氏の強制送還は拷問等を禁止した国際条約に違反していると指