8日午後3時40分ごろ、神戸市東灘区向洋町中の神戸国際大学から、「異臭がする」と119番があった。駆け付けた救急隊員が、男子トイレで経済学部3年の男子学生(20)が倒れているのを発見。洗面台には液体があり、硫化水素が検出された。男子学生は意識不明の重体。学生ら約100人が避難したが、約20人が気分が悪くなり、うち教員2人が病院に搬送された。東灘署は、男子学生が自殺を図ったとみている。 調べなどでは、トイレには洗剤と農薬の空き容器が残されていたという。同大学は学内の教員や学生に避難を指示。授業を休講とし、全学生を帰宅させた。 4年の男子学生(22)は「まさか大学でこんなことが起こるとは思わなかった。(自殺を図った男子学生も)親しい友人もいると思うが、なぜ巻き込むようなことをしたのだろう」と話していた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く