来月11日に開通する東京・首都高速晴海線(豊洲―有明間)の東雲(しののめ)ジャンクションで25日、結婚式が行われた。 晴海線の開通を記念するもので、車が走る前の高速道を「バージンロード」に使ってもらおうとの趣向だ。 式を挙げたのは、公募で選ばれた埼玉県熊谷市の会社員上田拓司さん(32)と幸江さん(30)。首都高速道路会社の別々の黄色いパトロールカーに乗り込み、湾岸線と晴海線が合流するポイントで落ち合った。 合流地点には赤い敷物が用意され、新郎新婦は車から降り立つと、参列者の前で指輪を交換し、愛を誓った。拓司さんは「開放感があり最高でした。この道を通るたびに誓いを思い出すでしょう」と満面の笑み。