19日午前11時半頃、神奈川県藤沢市鵠沼松が岡の住宅で、安否確認に訪れた鵠沼南地域包括支援センター員が男性の遺体を発見し、110番した。 藤沢署によると、遺体はこの家に一人で住んでいた無職男性(72)とみられる。居間で倒れており、一部が白骨化していた。死後数か月たっているとみられ、同署が死因を調べている。 19日に近所の住民から「(男性宅の)洗濯物が干したままになっている」と連絡を受けた民生委員が、センター員に訪問を依頼した。 市によると、市職員と民生委員、同センター員が2010年11月19日、今後の支援について男性と面談したところ、男性は支援や他人との関わりを拒絶した。市は見守りを継続することにしたが、昨年12月22日に民生委員が再度安否を確認したのを最後に男性宅を訪問していなかった。