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2012年10月13日のブックマーク (4件)

  • 我が国の火葬の歴史と奈良時代の墓誌

    火葬は仏教徒固有の葬儀様式ではなかった? ■ 外国人から見たら、日人の宗教観ほど理解できないものはないかもしれない。年間を通じて実にさまざまな宗教行事に参加している。正月の初詣には神社・仏閣に参拝し、彼岸には先祖の霊を我が家に招いて祀り、クリスマスにはケーキを買ってきてキリストの誕生を我が家で祝う。結婚式も、神前結婚や仏前結婚、キリスト教会での結婚と、宗教に関係なくいろんな儀式を選んでいる。 ■ そのバラエティたるや、神道、仏教、キリスト教はおろか、道教、儒教まで様々な宗教に広がっていて、外国人ならずとも日人の宗教観には首をかしげたくなる。どうやら日人は信仰心が薄く、特定の宗教に帰依する気持ちはないようだ。自分の困りごとを解決し願い事を叶ええてくれる神仏であれば、その神仏がいずれの宗教に属していようが大した問題ではないのかもしれない。 ■ こうした多神教観のルーツをたどれば、古代のア

  • 徹底検証を続けます…読売新聞東京本社編集局長 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    読売新聞は今月11日朝刊1面に、米ハーバード大の日人研究者らがiPS細胞から作った心筋細胞を重症の心不全患者に移植したという記事を掲載しました。 京都大の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まった直後で、難治の病に苦しむ患者さんにとって「夢の治療」を身近に感じられる記事だったに違いありません。社には、読者の方から「心強く勇気付けられた」という声も届きました。 しかし、「初の臨床応用」の朗報に疑義が生じました。自ら紙記者に売り込んできた東大医学部付属病院特任研究員で「ハーバード大客員講師」を称する森口氏は、口頭での発表を予定していた日、国際会議の会場に姿を現しませんでした。また、ハーバード大も、手術を実施したとされた病院も、移植手術を否定し、論文の共同執筆者に名を連ねる研究者も、論文の存在やその内容を知らないなどと答えました。 「事実だ」と主張し続ける森口氏の説明は客

  • 11日朝刊などに記事掲載 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    まず、11日朝刊の1面及び3面「スキャナー」と同日夕刊の1、2面に、「iPS心筋を移植」「iPS実用化へ加速」などの見出しの記事を掲載した。いずれも、森口氏がiPS細胞から作った心筋細胞を重症の心不全患者に移植する治療を実施したという事実を前提としており、主要部分に誤りを含んだ記事だった。 さらに、12日朝刊では、締め切り時間の早い12版全紙と首都圏近郊などに配られる一部の13版の1面に、「iPS 新手法で作製」「臨床応用へ開発広がる」という見出しの記事を掲載した。これも前提が誤った記事で、締め切り時間の最も遅い14版全紙と13版の残りの新聞からは削除した。 このほか、同日朝刊では、12版全紙と13版の一部地域の社説や、13面「基礎からわかるiPS細胞の未来」の記事の中にも、「森口氏がiPS細胞から作った心筋細胞を心不全の治療に応用した」とする内容の記述があり、14版などでその部分を削除し

  • 検証「iPS移植報道」森口氏、治療の事実なし : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    森口氏が紙記者に対し、34歳男性患者に心筋細胞移植を行ったと説明した手術の様子。細胞を心臓表面に注射する手応えまで語っていた(森口氏提供のビデオ映像から) 11日朝刊1面に掲載した「iPS心筋を移植」「初の臨床応用」の見出しの記事などについて、読売新聞は12日、iPS細胞(新型万能細胞)から心筋細胞を作り、心不全患者に細胞移植の治療を行ったとしていた森口尚史(ひさし)氏(48)の説明は、虚偽と判断した。 その理由と、取材・報道の経緯などを報告する。 ◆「共同執筆者」知らされず◆ 森口氏が患者への治療を試みたと主張している米マサチューセッツ総合病院(ボストン)の広報担当責任者スーザン・マクグリービー氏は12日(現地時間)、「iPS細胞の臨床研究に関する申請自体がない。(森口氏による)手術は、当病院では一切行われていない」と述べ、森口氏の主張を全面的に否定した。 同病院は、11日に発表した声