1989年7月、東京都新宿区の旧陸軍軍医学校跡地で見つかった大量の人骨について、市民団体が厚生労働省から開示を受けた文書に、旧関東軍防疫給水部(731部隊)との関連をうかがわせる複数の証言があったことが3日、分かった。証言は部隊から人体標本が届いたことを示唆する内容。国は過去の報告書で「人骨の由来は不明」と示したが、団体は「関連は明白だった」と主張する。部隊は中国で人体実験を行ったとされる。 厚労省などによると、人骨は国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)の建設工事中に見つかった。100体分以上と推定される。現在は感染研敷地内で保管されている。 厚労省が2001年にまとめた調査報告書は、人骨は標本類だったと推測した。ただ、731部隊との関連は、標本が海外から届いたことを否定する証言もあり「明らかにできなかった」とするにとどまった。 市民団体「軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会」
市立野毛山動物園=西区老松町=は6月30日、インドライオンのオス、「ラージャー」が死亡したと発表した。 死因となった腎不全は猫によくみられる疾患で、加齢とともに罹患率が高まる病気。16歳のラージャーは大型ネコ科動物としては高齢で、昨年から慢性腎不全となり治療を続けてきたが、30日午前8時頃、展示場で死んでいるのを飼育員が確認した。 野毛山の王子 ラージャーは2008年2月によこはま動物園ズーラシア=旭区=で誕生し、14年に野毛山動物園に移った。来園者からは「野毛山の王子」と呼ばれ、親しまれてきた。 インドライオンは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「絶滅危惧(近い将来、野生での絶滅の危険性が高いもの)」に区分されている。国内で見られるのは、ズーラシアの3頭のみとなった。 野毛山動物園で毎年9月に開催されている動物の慰霊祭で献花台を設置する予定。詳しくは同園【電話】045・231・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く