キャッシュレス決済やセルフレジ、QRコードによる注文など、行政手続きや民間サービスで急速にデジタル化が進んでいる。 【写真】これはツラい…給付金もらうのに「友だち追加」 効率化や節約につながると歓迎する人がいる一方、生まれ持った障害などを理由に、新しい仕組みへの適応が難しく、慣れ親しんだ方法を失うことで生活に支障をきたす人たちもいる。 社会のデジタル化についていけず、その負担を家族も背負わざるをえない──。そんな現実を取材した。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●「努力不足ではなく、脳の特性なんです」「世の中の流れについていけない。でも、それが母の世界なんです」 千葉県に住む女性(32)は、発達障害と精神疾患のある母(64)について、「全員がそうではありません」と前置きしたうえで、そう語る。 母にとっての命綱は、長年使い慣れた「アナログな手段」だ。 シニア向けのファッション雑誌で欲し

