塀の中からストーカー? 面識ない女性に手紙で求婚 「私の奥さんに」 大阪市内の30代女性宅に、全く面識のない京都刑務所(京都市、山本清所長)の男性受刑者から“交際”を要求する手紙が届いていたことが11日、夕刊フジの取材でわかった。男性受刑者は手紙で、女性の知人男性の友人を名乗り、女性の家族構成などプライバシーに踏み込んで結婚を求める文言も。女性は「一種のストーカー行為」とおびえている。被収容者処遇法ではこうした信書の発信を検査で差し止められるはずだが、京都刑務所では「想定外のケース。詳細を調べたうえで対策を検討したい」と話している。 女性によると、手紙が届いたのは2月下旬。封筒裏面の差出人は面識のない男性名で、ゴム印で京都刑務所の所在地である「京都市山科区東野井ノ上町20」が記されていた。 便箋5枚に、女性が勤務する大阪市内の飲食店に、以前、常連客の男性とともによく訪れた−などと自己紹介。