先進国の「ニート率」13%…ILO調査 ILOのニュースリリースを読むと、日本で報道などで使われている「ニート」とは違って、イギリスなど欧州で問題になっている「若年者の失業」の問題が深刻であるということであり、この読売新聞の記事では勘違いされる可能性がある。 例えば、 海外でも、ニートの増加が大きな社会問題となっている模様だ。 とこの記事では述べているのだけれど、日本で使われているいわゆる「ニート」の概念とこの報告が問題だとしているものは違う。だから、この表現は間違いだ。 この記事で、 ニート問題が最も深刻なのは旧ユーゴスラビアを含む中東欧地域で、若年層の33・6%が該当する。 と述べられているように、日本版「ニート」とは違う概念のものであることがそこからも分かる。読売新聞のサイトの記事ではもう少し詳しく書いてあるのかと思ったが、同じなので、きちんと指摘しておきたい。 (追記) こちらの記