懇談会の中で同社社長の片山幹雄氏は、同社が年内投入を発表しているタブレット型端末(関連ニュース)をスーツの内ポケットから取り出して報道陣に見せながら、タブレット型デバイスに対する意気込みを強調した。 ■「世界に通用するクラウド型サービスを」 「シャープは変わらなければならない。我々は国内の携帯電話事業では強いが、独自の機能を強化していったことから、世界に出られなくなってしまっていた。その結果、ガラパゴスケータイなどと揶揄されることも増えてきた」。 また片山氏は、「我々がこれまでやってきたのは『ネット対応の携帯電話』だったが、スマートフォンはまさにネット対応ケータイだ」とし、スマートフォンやタブレット端末でも、同社のこれまでの取り組みを活かせると説明。「タブレット型デバイスの発売と同時にクラウド型サービスもスタートさせる。丁寧に育てていき、グローバルで通用するサービスにしたい」と述べた。 今