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ブックマーク / www.geekpage.jp (119)

  • IPv4アドレス残り7%、実質5%:Geekなぺーじ

    5月7日に、世界のIPv4アドレス残りが約7.0%になりました。 256個ある/8ブロックのうち、残りは18個です。 そのうちの5個は、最後の5個になった時点で自動的に世界の5つのRIR(Regional Internet Registry,地域インターネットレジストリ)に割り振られるので、実質残りは13個(残り約5%)になります。 今回、RIPE-NCC(ヨーロッパ、中東、中央アジア)に割り振られたのは31/8と176/8の2ブロックです。 31/8 RIPE-NCC 176/8 RIPE-NCC 最新割り振り表:「IANA IPv4 Address Space Registry」 今年は、昨年よりもIPv4アドレスの割り振りスピードが早くなっています。 今年は5月の時点で昨年の割り振り個数である8ブロックに達してしまいました。 1月に1/8と27/8がAPNICに割り振られ、2月に50

    cha-cha-ki
    cha-cha-ki 2010/05/08
    はやいなぁ
  • 光より速い通信技術の登場?:Geekなぺーじ

    事業仕分け第二弾が行われていました。 昨日、Twitterで「光ルータ」という単語が出てるのを見て途中から見たのですが、中々刺激的な内容でした。 私が見たのは、「B-17 : 新世代ネットワークの研究開発等」に関してで、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が議題として挙げられていました。 具体的には、[1]新世代ネットワーク技術の研究開発、[2]民間基盤技術研究促進業務、[3]情報通信ベンチャーへの出資、という3点に関してだったようです。 ライブで見たのは比較的最後の方だったので、前半はライブで見ていませんでした。 ライブ終了後に、Ustream上で公開されているアーカイブを見たのですが、基的に終始質疑が噛み合ず、1時間以上が経過した後に縮減及び廃止という結果になっているという感想を持ちました。 議論の多くが、独立行政法人の話題というよりも、むしろ総務省体の「原口ビジョン」の妥当

  • 薄れていく「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」理論:Geekなぺーじ

    ブログ界やネットでは非常に有名な表現に「誰がよりも何を」という話があります。 「肩書きよりも発言内容」は、匿名性やハンドル名などの議論で登場することが多い主張です。 私も当初はそうであると信じていたのですが、最近は多少懐疑的な面があります。 というよりも、ネットの普及とネットサービス整備とともにそのような傾向は薄れて行っているのだろうと考えています。 「誰が言ったのか」理論 「誰が言ったのが」が重要になるとの話は1991年に出版された「Connections: New Ways of of Working int Networked Organization」にて紹介されていたそうです。 「インターネット心理学のフロンティア p.94」には以下のように記述されています。 日常生活における会話で大きな影響力をもつ社会的地位や肩書きなどのいわば周辺的な情報がCMCでは脇へと追いやられ、話題の内

  • [新連載]インターネット技術妄想論 [第1回] 結局、IPv6ってどうなのよ?!:Geekなぺーじ

    Software Design 5月号から連載を開始しました。 インターネットの未来を妄想するという内容です。 基的に毎回6ページ前後を予定しています。 個人的に「FREEって、日でどこまで通用するのだろう?」という点も興味があったので、今回、技術評論社のかたにお願いしたところ、第一回のみ特別にということで許可を頂けたので公開しています。 ということで、Software Design 5月号よろしくお願い致します! 第二回以降は、いまのところは恐らく全文公開するのは難しいと思います。 念のため、あらかじめご了承下さい。 あ、そういえば余談ですが、風の噂によると「ギークハウスなう - ニートphaのぶらぶら日記」というのも5月号から連載開始みたいです。 こんにちは。「Geekなぺーじ(注1)」というサイトを運営している、ブロガーの「あきみち」と申します。このたび、「未来のインターネット

  • OECDレポートから垣間見える「日本のIPv6」:Geekなぺーじ

    OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development,経済協力開発機構)がIPv6に関する調査レポートを発表しています。 「Measuring Deployment of IPv6」 このレポートは、2年前に行われた「Economic Considerations in the Management of IPv4 and in the Deployment of IPv6」に続くものです。 この中で、IPv4アドレスは2011年中にIANAプールが枯渇し、2012年には各地域毎にアドレスを割り振るRIR(Regional Internet Registry)のIPv4アドレス在庫も枯渇すると予想しつつも、世界的な経済危機によってIPv4アドレス需要の成長が遅くなったとも述べています。 このレポートの最初に以下のような文があ

  • もはや「ネットは便所の落書き」ではない:Geekなぺーじ

    国内のネットは、数年後には色々と雰囲気が変わっているかも知れないと思い始めました。 「ネットは便所の落書き」という表現がありますが、名誉毀損というコンテキストにおいては、今後は「落書き」ではなく「報道」と同じ基準で判断されることが増えるのかも知れません。 既にご存知の方々にとっては「いまさら」と思われる気がしますが、そのように私が考え始めた根拠は、以下の事件の判例です。 ネットへの書き込みに対して「報道と同基準」であるべきとされています。 最高裁の判決であり、有罪が確定しています。 そのため、今後はこの判例が非常に重要な意味を持つと思われます。 時事ドットコム:名誉棄損「報道と同基準」=ネット書き込みで初判断-会社員の有罪確定へ・最高裁 決定で同小法廷は、ネット上の個人表現での名誉棄損罪の成立について、「ほかの表現手段と比べ、より緩やかな要件を適用すべきではない」とする初判断を示した。

  • Geekなぺーじ : Ciscoの新製品発表プレスイベント

    プレスイベントに参加する機会を頂けたので、六木ミッドタウンのシスコシステムズ合同会社社内で開催された新製品発表イベントに行ってきました。 個人的に面白かったのが、筐体を超えて電源冗長化が可能なStackPowerと、認証などを実現するTrustSecの仕組みでした。 L2,L3新製品 ローエンド/ミッドレンジとしては数年ぶりとなる、フィックスド/スタッカブルスイッチのラインナップ刷新が発表されました。 Cisco Catalyst 3750-X, 3560-X, 2960-Sが登場しました。 それぞれの特徴は以下のようになっています。 従来の3750シリーズに加えて、StackPower、フルPoE+のサポート(30WのPoE x 48ポート全てに供給可能)、MacSec(802.1af)。従来の3750同様にStackWise Plus機能搭載 3750-X

  • Web読者が切り捨てられていく?:Geekなぺーじ

    3月から日経が有料のWeb新聞を開始するようですが、徐々にWebの世界が有料化していく流れを感じます。 「ITmedia : 日経を丸ごと読める「Web刊」、単体月額4000円で 「良質な情報はタダではない」 新聞社や出版社だけではなく、一般的なWebサービスを運営している方々から有料Webを模索しているような話を聞きますし、水面下で有料Webを準備している媒体は多そうです。 現状では、Webメディアでのマネタイズ方式が広告に偏っており、その広告がジリ貧状態で、そもそもそんなに利益が大きいとはいえないWebメディアがさらにツライ状態になったからなのだろうと妄想しています。 (フリーの周縁でのマネタイズという方式もありますが、継続的に使える手段かどうかや、無名の人がフリーで利益を得るのと、既に強者な存在がフリーにすることは色々違いそうなので、記事では範疇外とさせてください) 気がついたらW

  • 拙著「Linuxネットワークプログラミング」:Geekなぺーじ

    Linuxネットワークプログラミング」というを書きました。 LinuxでCを利用してネットワークプログラミングを行うための解説書で、私にとって初の書籍執筆です。 昨年2月にソフトバンククリエイティブさんから書籍執筆のオファーを頂き、開始から約一年後の発売となります。 今回、C言語によるLinuxのネットワークプログラミング解説書籍を執筆する機会を頂けたのですが、書籍の大きな方向性として以下の点が挙げられます。 可能な限り、ソースコード全文を掲載する。断片的なソースコードだと手元で即座に試しにくい メインはIPv4を意識しながら書く ただし、getaddrinfo()を前提とし、IPv6が存在することを前提に書く IPv6移行がメインの書籍ではない。インターネットの世界がIPv4/IPv6デュアルスタックで運用されることになるという前提でネットワークプログラミング解説書を書いているだけ

  • 間違い訂正:Ustreamのネットワーク構成:Geekなぺーじ

    先日書いた「Ustreamってどこまで耐えられるの?」に間違いがあることがわかったので、訂正です。 (via http://twitter.com/viperbjpn/status/9403298384) geekなページにustのCDNがakamaiってかいてあるけど、見ながらwiresharkしてたら、ustream.flash.internapcdn.net ってのがかえってきてます・・・・ internapのサービスのようですね・・・・ http://ow.ly/i/xJt 私の観測出来る範囲からは実際の構成や契約に関しての詳細がわからず全ては推測なのですが、恐らく私が先日書いた文章は間違いであると思います。 UstreamはAkamaiの顧客であるとは思いますが、全てのストリーミングをAkamaiサービスで実現しているわけではなさそうです。 そのため、私の以下の発言は虚偽であるこ

  • Geekなぺーじ : Ustreamってどこまで耐えられるの?

    追記:間違い訂正:Ustreamのネットワーク構成 Ustream.tvのトップページを見ると、タイガーウッズ選手の記者会見がUstreamのCBSチャンネル(http://www.ustream.tv/cbsnews)で行われるように見えるのですが、「そんなトラフィックにUstreamって耐えられるの?」という疑問の声を巷で聞いたので(巷:某知人が一言つぶやいた)、調べてみました。 個人的な感想としては「問題ないんじゃないかなぁ?」でした。 さて、では肝心のUstream.tvのネットワーク構成はどうなっているのでしょうか? 私の個人的な推測ではありますが、Ustream.tvのネットワーク構成は一言で説明できます。 「Akamai。以上」 > dig www.ustream.tv ; <<>> DiG 9.4.3-P2 <<>> www.ustream.tv ;; global opt

    cha-cha-ki
    cha-cha-ki 2010/02/20
    どうみてもアカマイです、本当に(ry
  • www.youtube.comもIPv6対応:Geekなぺーじ

    1月29日に「YouTubeがIPv6に対応!」と書いた時には、動画転送部分だけがIPv6対応されていましたが、ユーザフロントエンド部分のwww.youtube.comもIPv6対応されたようです(YouTube Blog: YouTube Calls on IPv6)。 YouTubeによる発表文書中で、世界のIPv4アドレスの残りが10%を切ったことも言及されています。 今回の変更によって、Google over IPv6に参加している組織からの完全IPv6でYouTubeを見られるようになりました。 > dig -t AAAA www.youtube.com ; <<>> DiG 9.4.3-P2 <<>> -t AAAA www.youtube.com ;; global options: printcmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode

  • 「裁判中にiPhone使うなTwitterするな」:Geekなぺーじ

    アメリカの地方裁判所のルールとして裁判中に陪審員が、iPhoneBlackberryなどの電子デバイスや、Twitter、MySpace、YouTubeなどのサービスや、インターネットを利用した検索を行うことが禁止されたそうです。 「U.S. Courts : Judicial Conference Committee on Court Administration and Case Management」 裁判中にTwitterに内容を書き込んでしまった陪審員が色々いたようですね。 たとえば、ScientificAmericanのニュースブログの2009年3月記事に「Twitter this: Will juror tweeting lead to new trial?」というのがあります。 この記事によると、陪審員が以下のようにTweetしたようです。 "Well, i finall

  • [速報] YouTubeがIPv6に対応!:Geekなぺーじ

    YouTubeが日よりIPv6対応してます! ただし、www.youtube.comがIPv6化したわけではなく、背後で映像転送をするためのビデオストリーム部分のIPv6化のようです。 YouTubeでのビデオストリームはwww.youtube.comではなく、「v12.lscache8.c.youtube.com」のような感じのサーバから配信されますが、その映像配信用サーバのAAAAレコードを見るとIPv6化されているのがわかります。 映像配信サーバのFQDNを知るには、www.youtube.comの各映像表示ページのソースに記述されているJavaScriptを見て下さい。 日より、Google over IPv6環境ではYouTubeを見ながらtcpdumpしてみると、IPv6パケットが大量に見えるかも知れません。 > dig -t AAAA v12.lscache8.c.you

  • GoogleがPublic DNS用の標準規格を提案:Geekなぺーじ

    先月発表されたGoogle Public DNSですが、課題であったCDNとの相性問題を解決すべくGoogleが、IETFDNSに関連する標準規格提案を開始しました。 「DNS問い合わせメッセージの中にユーザ(クライアント)のIPアドレスを埋め込めるような追加を行おう!」という内容のものです。 先月サービスを発表してから次の月にはもう標準化を開始するという、このスピード感は凄いと思います。 「Google code blog : A proposal to extend the DNS protocol」 Google Public DNSそのものに関して「Google Public DNS解説と個人的妄想」を記事として書きましたが、その中でも「DNSを活用した他者CDNとの相性」という部分でGoogle Public DNSが抱えている課題を解説しています。 今回のInternet D

  • Kindle印税70%で書籍が100円ショップ化?:Geekなぺーじ

    (注意:70%印税のときの購入者通信費の著者負担は考慮していないので、実際にはもう少し違った数値になると思います。) これにより、10ドル~19.98ドルの紙媒体書籍価値はKindleでは9.99ドルで販売する戦略が最適になってしまいます。 価格は安い方が売れる数が多くなる可能性が高まるので、価格を上昇させて35%印税よりも9.99ドルで70%印税の方が、著者や出版社は大きな利益を出せるのだろうと推測します。 このことを突き詰めて「Kindle最適化にはどうすれば良いか?」となると、「一冊12.49ドル相当の工数で紙媒体を出版するのが良い」となる気がします。 100円ショップ化する? 最低価格が2.99ドルなので「100円ショップ」という表現は適切ではありませんが、先ほどの考え方を発展させると、安価に提供することを前提とした値段設定が増えることで、内容を削るという風潮が増えるのかも知れない

  • Geekなぺーじ : いいから殺せ。後はこっちでなんとかするから

    IT業界って怖いですね~(棒読み) 何でそうなった? そもそもの発端は、私が現在執筆中のLinuxネットワークプログラミング書に書いているコラムのための質問でした。 Wiresharkやtcpdumpを利用したパケットキャプチャによる通信プログラムのデバッグを解説する際にプロミスキャスモードとは何かという話を書いていたのですが、その最後にちょっとしたコラムを書くためのブレストとしてTwitterで質問をしました。 で、結局出来上がった原稿は以下のような感じです。 Twitterでコラムの内容を見たいと発言されている方がいらしたので、出版前ですが晒してしまいます。 コラム:ぁゃιぃ UNIX用語 (☆ 「あやしい」の部分は、xa xya イオタ xi です。) プロミスキャスモードを「無差別モード」と訳す場合が多いのですが、この「Promiscuos」という単語は性的な意味を含む英単語なので

  • IPv4アドレスの残りが10%切る:Geekなぺーじ

    1月19日にAPNICに 1.0.0.0/8 と 27.0.0.0/8 の2つが割り当てられ、世界のIPv4アドレスのIANAプール残りが24ブロックとなり、10%を切りました(参考IANA IPv4 Address Space Registry)。 いよいよIPv4アドレス枯渇へのカウントダウンが格化してきた気がします。 でも、1.0.0.0/8ってちょっと使い難いIPv4アドレスブロックだと思います。 迷惑メール送信業者などが割り当てられていないIPv4アドレスを勝手に使ってSPAMなどを送るという行為を行っている「bogon IP address」として1.0.0.0/8は多いからです(迷惑行為を行うIPアドレスが「bogon IP address」というわけではないのでご注意下さい。多少この文章の表現は微妙。。。)。 IPv4アドレスの減少とともに、いままで割り当てが控えられてい

  • 人のせいにするのはそろそろやめませんか?:Geekなぺーじ

    「わたしたちさえまともになれば、日は圧倒的独り勝ちに近づく。 - 情報の海の漂流者」に非常に共感しました。 個人的な感想です。 なお、以下の内容は特定のブログ記事に対する批判というわけではないので、ご注意下さい。 マスゴミ、マスゴミと言う人は他人に良質な情報を届けるべく記事を書くか、もしくは良質の記事を探し出して他人に宣伝した方が生産的ではないでしょうか? 問題意識を持った人が自律分散的に良質な記事を生成する活動してこそWebやネットの力が発揮されるのではないでしょうか?誰かに「世界を良くして下さい」と頼んでも、恐らく自分が望むような結果には到達出来ません。 各省庁のWebページを掘るだけで大量のPDFがあります。日だけではなく海外にも目を向ければネタが枯渇することはありません。足りないのは人々が興味を持てるように噛み砕いて要約したり解釈する人ではないでしょうか? 「これはひどい」と言

    cha-cha-ki
    cha-cha-ki 2009/12/24
    良質な情報を提供できる人でありたい
  • Geekなぺーじ : Google Public DNS解説と個人的妄想

    前回書いたGoogle Public DNSに関する記事があまりに説明不足なので、補足文章を書く事にしました。 今回のGoogle Public DNSは、単なるオープンDNSサービスでは留まらず滅茶苦茶凄過ぎていて、ある意味インターネット全体のありかたを変えてしまう可能性さえあると個人的には思っています。 何故そう思っているかを含めて、色々書いてみました。 以下の文章は多くが公式発表からの引用ではなく、その他の外部観測情報を元にした推測や個人的な妄想が入り交じっているので、内容に関しては各自で考えて判断をお願いします。 Google Public DNSでウェブ閲覧が高速化するの? とりあえず、背景や技術はどうでも良いから「高速化するかしないかだけ知りたい」という方々が非常に多い気がするので、個人的なGoogle Public DNS高速化に関しての考えを最初に書きます。 「Google