InDesignの表(Table)って少し変態的な存在で扱いに困る。 テキストストーリー内の Tableオブジェクトの位置を取得するのに “0×22″の箇所でアンカーされているので、これを findGrep() などで見つければいける。DOMの上から攻める場合。 逆に Tableオブジェクトから(DOMの下から攻めて)親の挿入点を取得するのどうするんだろうと思って TableObject.properties 眺めてたら storyOffset:resolve("/document[@id=1]//story[@id=235]/insertion-point[0]") ってあったので、InsertionPoint オブジェクト取得できるっぽい。 これで、一時的に表をどっかに退避してまたもどすのとか、表をアンカー付オブジェクトにぶち込むとかいろいろ出来そう。 ちなみに、 ふつうUnicod
先日のInDesign組版教室でちょっと紹介したのだが、私が段落スタイルなどを作成する際に気をつけていることを(おおまかに)ザッと紹介しておく。何らかの参考になれば幸い(画面は InDesign CS4)。 ※より新しい環境で、ほぼ同内容の記事を動画も交えてよりわかりやすく、より詳細に纏めた記事は以下を参照ください(2013.07.28追記)。 →“InDesignの「段落」「文字」などのカスタマイズ例” ●まず、環境設定…… デフォルトでチェックの入っている「スマートテキストのリフロー処理」(CS4以降)は、チェックを外している チェックを入れる場合は、扉頁が入ることが多いので「見開きページスプレッドを保持」にもチェックを入れる CS4からの設定項目…なので、当初はエライ目に遭わされた…左頁の扉が右頁に来たり… 「組版」の部分は以下の通り(私の場合は異体字を使用することが多いので、目視確
先頭文字スタイルは、段落スタイル内に複数の文字スタイルを入れ子として持たせることができる機能で、InDesign CSで搭載されました。 まずは下図のようなサンプルを用意しました。このテキストに対し段落スタイルを設定し、さらに「赤字」と「青字」 という文字スタイルを作成しました。 先頭から「5文字」までに対し「赤字」という文字スタイルを適用し、次の「5文字」までに対し「青字」という文字スタイルを設定しました。さらに「新規スタイル」をクリックし、ポップアップメニューから[繰り返し]を選択して「OK」をクリックします。 すると、下図のように入れ子として設定した文字スタイルをループすることが可能となります。 つまり、[繰り返し]を指定することで、設定した文字スタイルをループして使用することができるというわけです。
環境:Windows11/Indesign CC2023 18.3 最近気が付いたのですが、段落スタイルを別のファイルから読み込むと、読み込まれた段落スタイルに身に覚えのない設定が追加されていることに気が付きました。 読み込むほう、読み込まれる方双方ともに設定していない項目が追加されているのです。 具体的には、なぜか囲み罫と背景色の角丸の半径設定が追加されています。 しかしこの設定を消そうとスタイル設定の編集項目を見るとチェックされていないのです。 このため、読み込み時に勝手に追加された設定を消すことができず困っております。 この現象は何でしょうか。解決法はあるのでしょうか。 ご存じの方がいらっしゃいましたら是非知恵をお借りしたく、ご助言のほどお願いいたします。 No.10597 2024/07/08(Mon) 10:29:38 Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0;
テスト用に下記のスクリプトを用意しました。 #target "InDesign" #targetengine "test" (function(){ var cnt = 0;//counter app.addEventListener("afterOpen", test, false); app.addEventListener("afterNew", test, false); function test(myEvent){ cnt++; alert(cnt + " times\r" + "This event is the " + myEvent.eventType + " event."); } })(); 「Startup Scripts」に入れ、InDesign CS5を再起動します。"afterOpen"はドキュメントを開き終わった時、"afterNew"は新規ドキュメントを開
以前から気になっていた、テキストフレームにおけるインラインオブジェクトと「行送りの基準位置」および「文字揃え」の関係を少し検証してみた。 以下のように基本16Qの文字列の中にそれぞれのサイズのインラインオブジェクトを配置してみた。 基本文字サイズ=16Q、行送り=20H すべて1段落、改行は入れていない インラインオブジェクトはすべて配置した直後のデフォルト状態(インライン、Yオフセット=0mm) 目安としてレイアウトグリッドを表示しているが、フレームはあくまでもテキストフレーム ご覧の通り、やはり「行送りの基準位置」と「文字揃え」が同一でないと基本文字サイズの行送りに狂いが生じ、コントロールし難い(持論通り)ので、以下ではその部分だけをみていくことにするが、色々とやっているとややこしいことになってきたので、「テキストフレーム内のインラインオブジェクト」として、「仮想ボディの上・中央・下」
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Memo for ( ExtendScript + Script UI ) { InDesign, Illustrator } + Ruby { Web Service } InD_Board セル幅を内容に合わせる の補足。 セルの内容にあわせてセル幅を調整するというスクリプトです。 やってることは、コラムごとにテキストの頭とお尻の位置の差の最大値をセル幅にしてます。 セルの中身がないときとオーバーフローしているときには、この値を取得出来ずにエラーになるのを認識してたんですが面倒だったのでとりあえずポストしました。 表のオーバーフローの処理って、while(セルのオーバーフロー) がうまく認識されないので、親テキストフレームの.recompose()メソッドつかった強制認識的な処理をするのですが、前々からこの処理がイヤで、なんとかならないものかと思ってたのですが、いい案が思いついた
先日、twitterで話題になっていたInDesignの「日本語段落コンポーザ」と「日本語単数行コンポーザ」について、簡単な検証を試みた。 まず、スピーカーをやらせていただいている大阪DTPの勉強部屋主催の連続講座「InDesign組版教室」で、段落に関する各種設定の挙動を説明するために用意したテキストがあったので、それを流用し*1、以下のような「日本語単数行コンポーザ」の文字組みを用意した。 さらに、禁則調整方式4種に対して、「強い禁則」と「弱い禁則」、文字組みアキ量設定を「行末約物半角」と「行末受け約物全角/半角」……と組み合わせを変えて計16種類を作成。 これを頁下部にコピーし、「日本語段落コンポーザ」に変更したモノを作成し比較してみた。 ※赤い斜線部分はコンポーザによる違いはない。 pdfを用意したので必要な方は以下から……(アイコンをクリックするのがベター) 強い禁則の場合 強
というわけで、全然売れてません(何の話よ)。 いいんです。自分だけがチョッパヤで作業できるのも気分いいし。で、次の出し物も鋭意調整中ではありますが、 スクリプトが思った通りに走らないと途中でちょこちょこ止めて値を比較してあれこれしないと直らない。UIにまとめる前の段階で関数ごとの入念なテストをしてればこういうダルい空気も流れないんですが。 流れたものはしょうがない。 にしても、いちいちコンソールに吐き出した変数の値をInDesignからESTKに見に行くのがダルくてしょうがない。とゆうことで、しょぼいプロパティブラウザを5分ほどででっち上げてみたですよ。Property_HighSchool.jsxInDesign CS3以降 MacOSX 10.4.11/CS3 で動作確認あらかじめ、自分の都合でgeometricBounds[0]〜[3], flip, rotationAngle が
小口側にあるインデックス?(正式名称知りません。。。)の位置を、 章ごとなどでずらしていく必要があるとき、マスターページを複数作ってまして、 なかなか骨が折れていました。 そこでいい手がないか考えた結果、ある方法を思いつきました。 まずは、なんでもいいので段落スタイルを作成。 最終的には文字色を「なし」にしておくと良いかもしれません。 ここでは「インデックスずらし変数用」とします。 つぎに、この段落スタイルを使用し、変数を作成します。 こんな感じです。 ポイントとしては「区切り約物を削除」にチェックを入れておくことでしょうか・・・ ここでは「index」という名前とします。 次にマスターページを設定します。 すごく不細工なマスターページですが、 ひとつのテキストフレームに変数「index」を挿入し、 その後ろにインデックスの枠を入れておきます。 ここではアンカー付きオブジェクトで処理してい
角オプションが施されたテキストフレームでも、行配置設定できるのはInDesign CS5の数少ない新機能のひとつです。この機能をお目当てにアップグレードしたユーザーも多いでしょう。 この画像だとうまく処理されているように見えますね。うふふ... もうちょっとテキストフレームを小さくしてみましょう。 残念! ちょっと左に寄っている*1。上記の合番のように1文字だと致命的に目立っちゃいますね。 もちろん、角オプションが適用されていなければ、センターに揃います。 ちょっとでも角オプションを適用すると、センターに揃いません。「丸み(外)」以外を選んでも同じです。 ちなみに、InDesign CS5.5にアップグレードしてもこのバグは直っていません。
もう暑いんだかダルいんだか、なにが「まとめ」なんだかわかんなくなっちゃってる。とりとめもなくダラダラ書いて、まとめってことにしておこう。まとめようと思えば人生だって7文字でまとめられるだろう。「いろいろあった」と。 キホン あ、「文字組みアキ量設定」ね。そうそう、忘れてた。文字組みアキ量設定は2種類ある。アプリケーションデフォルトと、ドキュメントが持っている設定。 app.mojikumiTables;//アプリケーションの持つ文字組みアキ量設定 app.mojikumiTables.length;//-> 16 個ある app.mojikumiTables.everyItem().name;//-> 行末約物半角,行末受け約物半角・段落 1 字下げ (起こし全角),行末受け約物半角・段落 1 字下げ (起こし食い込み),約物全角・段落 1 字下げ,約物全角・段落 1 字下げ (起こし全角
PICTRIX DOWN ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2022. 9. 10 Adbe Illustrator 用ルビ振りソフト RubyAssistPro 終了のお知らせ 更新手続きのサービスを終了いたしました。 長い間ありがとうございました。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 2022. 5. 10 Adbe Illustrator 用ルビ振りソフト RubyAssistPro 終了のお知らせ 2022年中に、更新手続きのサービスを
角オプションのバグでもうイッパツ。この不具合は誰かがもう書いているかもしれませんが、参照用にエントリーします。 InDesign CS4から角オプションの描画が変わってしまいました。「角オプションで半径以上のRを指定しても半円にならないなー」とお困りの方も多いと思います。 これは高さ40ptのオブジェクトに20ptのRを指定したものですが、半円になっていませんね。これ、30ptを指定しても40ptを指定してもピタイチ変わりません。 もっと小さいオブジェクトでやってみるとこの現象がもっとハッキリします。 あー、もうがっかりだ。ブログ書いててうんざりする。いつまでこんなバグが残るんだろう? (暫定的)解決方法 そもそも、InDesignの角オプション「丸み(外)」のRは正円の1/4円弧じゃないのはずっと以前からの有名なバグです。気になる人はお〜まちさんのスクリプト「角丸長方形に変換、または作成
割注に変数を使う機会は、なかなかないと思うのですが、 長い行のセンターに揃うような2行のマスターアイテムを作ろうとしたのが発端です。 こんなの↓ 割注を使えばいけるってことで、 「ランニングヘッド・柱」の変数を入れてみたところ… 赤く囲った部分に段落スタイルを割り当て、それを変数として処理しているのですが、 なぜか短い方の行の幅に揃ってしまうという…。 カスタムテキストの変数だと問題ないようなのですが。 CS5でも同じ結果になるようで、バグというよりも仕様なのでしょうか。
InDesign CS5.5がリリースされました。 InDesign CS5では「できない」、「できるけど面倒」、「書き出した後に処理が必要」などの10個が改善されています。「InDesign CS5では...」という切り口で、ご紹介します。 段落スタイル名を英数字に変更する手間がかかる これまでは、<p class="段落スタイル名">のように扱われるため、ePub書き出しを行う際には、段落スタイル名を英数字に変更しておく必要がありました。 また、見出しタグ(h1/h2/h3/h4/h5/h6)にしたい場合には、目次機能を使って、見出しに設定したい段落スタイルを指定しておく必要がありました。 InDesign CS5.5では[段落スタイルの編集]ダイアログボックスで、それぞれの段落スタイルにどのタグ(要素)を対応させるのかを選択できるようになりました。p要素のほか、h1/h2/h3/h4
テキスト変数はCS3から実装されていて、とても便利な機能です。しかし、強制改行(Shift-Return)を含んでいると強制改行部分にスペースが入ってしまいます。 おそらく、欧文組版の仕様で、単語間スペースを表していると思われます。けれど、ぼくらが使ってInDesignは日本語版ですよね。これ、お困りの方も多いと思います。 これをよりスマートに解決する方法を紹介します。 1)何もしない文字スタイルを2つ作ります。ここでは「見出し1行目」「見出し2行目」としました。 2)変数を2種類(1行目と2行目)定義します。「ランニングヘッド・柱(文字スタイル)」でそれぞれ手順1で作った文字スタイルを指定します。 3)見出しの段落スタイルの「先頭文字スタイル」で下記のように設定してください。 文字スタイル文字数文字区切る/含む 見出し1行目1強制改行で区切る なし1強制改行を含む 見出し2行目1文章を含
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