東京五輪・パラリンピック組織委員会は14日、東京大会における開閉会式のコンセプトを発表した。五輪パラ4式典の共通コンセプトは新型コロナウイルス禍において「前を向いて生きるエネルギー」を意味する「Moving Forward」と付けた。式典のプロデューサーチーム30人超を統括する日置貴之氏(46=組織委職員)が日刊スポーツのインタビューに応じ、コンセプトに込めた思いを語った。【聞き手=三須一紀、木下淳】 ◇ ◇ ◇ -大会延期後、式典の簡素化に重点を置いてきた 「50億円、100億円を人によっては200億に見せることもプロデューサーの仕事。金がなければ知恵使えということ」 -延期前までの開閉会式とガラッと変えた 「当然ながら世の中の環境は変わっているので、もとの演出をやっていては理解を得られない」 -開閉会式で何を伝えたいか 「この状況での五輪。人によっては反対する人もいる。バラ