4月から放送される日中協力制作のフルCGアニメ「トレインヒーロー」(テレビ東京系)のコンセプトやキャラが同局で放送していた「超特急ヒカリアン」(1997~2003年)に丸かぶりだと話題になっている。 「トレイン――」は中国のアニメ制作会社「カーロンアニメーション」が作画などを担当。登場する電車のキャラがロボットに変身するなどの基本的な内容が「ヒカリアン」と同じで、絵のタッチも似ていることから“パクリ”疑惑が浮上したが、本家のテレ東がパクリにひと役買っているとは考えられない。 テレ東のアニメ関係者は「確かに基本コンセプトは似ている」としたうえで、「以前『ヒカリアン』がコピーされて中国で放送されそうになったこともあったが、今回はビジネスとして構想などもきちんと話し合っている。空前の高速鉄道ブームの中国市場で受け入れられるものが、たまたま鉄道だっただけ」。 両社は11年1月に協力制作を契約した。
馬立誠氏=本人提供 【北京=林望】2002年の論文「対日関係の新思考」で、中国でタブー視されていた歴史問題に踏み込んで話題を集めた評論家、馬立誠氏が25日、11年ぶりに日中関係を論じた新著「憎しみに未来はない」を香港で出版した。尖閣諸島(中国名・釣魚島)を巡り両国の緊張が高まる中、改めて「憎しみを乗り越えよ」と訴える馬氏の主張は、日中双方で注目を集めそうだ。 馬氏は「対日関係の新思考」で、「(侵略戦争を巡る)日本の謝罪問題は解決済みだ」として、歴史問題を乗り越えた日中の新しい関係を唱えた。新著では過去10年の中国の急成長で「数千年の中日の歴史の中で、二強が同時に並び立つ初めての局面」を迎えたと強調。「中日の和解なしにアジアの安寧はない。その鍵は憎しみの連鎖を断ち切ることだ」「目の前の争いにとらわれない、冷静で戦略的な思考を」と訴えた。 馬氏は朝日新聞の取材に「釣魚島問題は中日が本当の
——韓国との付き合いが長いが。 「1970年に記者になり、1979年に朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の死去直前、防衛庁長官と同行して初めて韓国を訪問した。板門店(パンムンジョム)で北朝鮮が掘った「第3トンネル」を目にし、緊張感の中、日本は平和で幸いだと思った。そして、その平和は多くの犠牲の上に維持されているということを実感した。翌年の1980年、自民党議員らと共に北朝鮮を訪問する機会があった。その時も、北朝鮮側から板門店に行き、正反対の緊張を感じた。これらの経験で、韓半島問題は私の運命という気がした。 留学を決心し、1981年9月にソウルに行った。翌年、日本の歴史教科書問題で反日ムードが起こった。その中で日本について考え、韓国について考えた。その時から今日まで30年以上の歳月が流れた。43年間の新聞記者生活で、4分の3はいかなる形であれ韓半島と関係があった」 ——両国は大きく変わった。 「
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