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  • 【追悼】大橋巨泉が明かす『11PM』秘話と、わが人生(大橋 巨泉) @gendai_biz

    【追悼】大橋巨泉が明かす『11PM』秘話と、わが人生 「好きなように、生きてきた。くよくよしても仕方がない!」 大橋巨泉さんが、12日に亡くなられたと発表されました。ご冥福をお祈りするとともに、『11PM』『ゲバゲバ90分!』『クイズダービー』など、数々のヒット番組の裏側、有名人との交流、そして突然のセミ・リタイア宣言まで、そのすべてを書き尽くした『ゲバゲバ人生』の中から、『11PM』誕生秘話について書かれた部分を特別公開いたします。 『11PM』誕生秘話 正確な日時は憶えていないが、一九六五年(昭和四〇年)の夏だったような気がする。日テレビの井原高忠さんから電話があって、新番組のブレーン・ストーミング(アイデアを出し合う会議)に出てほしいと言う。場所も憶えていないが、集まった人のうち何人かは憶えている。間違いなく中原弓彦(小林信彦)さんはいた。前田武彦、永六輔、青島幸男、キノトールの諸

    【追悼】大橋巨泉が明かす『11PM』秘話と、わが人生(大橋 巨泉) @gendai_biz
    changpian
    changpian 2016/07/20
    この記事と同時に訃報が。RIP。
  • アヘンとともに栄え、アヘンとともに滅びた満州国の裏面史(魚住 昭) @gendai_biz

    岸の清濁を知る人物「古海忠之」 引きつづき「昭和の妖怪」岸信介のことを書くつもりだったが、資料を漁るうちに面白いに出くわした。これを素通りするのは惜しいので、今回はちょっと寄り道させてもらう。 の題名は『古海忠之 忘れ得ぬ満洲国』(経済往来社刊)だ。著者の古海は東大卒の大蔵官僚で、1932(昭和7)年に誕生したばかりの満州国政府に派遣された。国務院経済部次長など重要ポストを歴任。実質的には満州国副総理格で敗戦を迎え、戦後はソ連・中国で18年間にわたって拘禁された。 ちなみに岸が満州経営に携わったのは1936(昭和11)年~'39(昭和14)年の3年間。古海は岸の忠実な部下で、岸の裏も表も知り尽くしている。 その古海が語るアヘンの話に耳を傾けてほしい。ご承知と思うが、当時の中国はアヘン中毒患者が国中に蔓延していた。 古海が満州国初の予算を編成していた1932(昭和7)年のことだ。上司が「

    アヘンとともに栄え、アヘンとともに滅びた満州国の裏面史(魚住 昭) @gendai_biz
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    changpian 2016/07/17
  • データで読み解く「在日コリアン」への偏見とネットの関係(高 史明) @gendai_biz

    文/高史明(社会心理学者) ヘイトスピーチ対策法の施行 先日、「邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」、いわゆる「ヘイトスピーチ対策法」が衆院会議で可決・成立し、施行された(2016年5月24日成立、6月3日施行)。 「ヘイトスピーチ」という語は、近年マスコミでも頻繁に報道されるようになったため、ご存知の方が多いだろう。直訳すると「憎悪表現」、より適切な日語訳としては「差別扇動表現」である。 言論・表現の自由を保障する憲法との整合性を巡る長い議論を経てこの法律が制定されるに至ったのは、日社会において、マイノリティの権利を脅かすヘイトスピーチが盛んに行われてきたという現実によるものである。 とくにこの10年ほどの間、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などの排外主義団体は、東京・新大久保や大阪・鶴橋などの在日コリアンの集住地を中心に、在日コリアン

    データで読み解く「在日コリアン」への偏見とネットの関係(高 史明) @gendai_biz
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    changpian 2016/06/15
  • 「タブー」を犯した人間の心理を直木賞作家・東山彰良がえぐる! 衝撃の黙示録『罪の終わり』(週刊現代) @gendai_biz

    絶望の世界に誕生した「神」 ―2167年6月16日の小惑星衝突により文明を失ったアメリカ大陸。書はその「6・16」直後、多くの人々が飢え、一部で人行為が正当化されていく時代が舞台で、信仰と救済が大きなテーマとなっています。 6・16の100年後を描いた『ブラックライダー』('13年)の前日譚でもありますが、独立した作品として楽しめます。 崩壊した世界を舞台に描くディストピア小説はたくさん存在しますが、崩壊が長期化したとき、つまり書の場合では「人肉をべなければ生きていけない」というような逼迫した状況が生まれたとき、人間はどのようにして自分の尊厳や信じるものを守るだろうか、というのが発想の起点です。 前作は「かつて救世主と崇められた黒騎士と呼ばれる男がいた」という設定のもと書き上げたので、作では、彼がどんな人物だったのかを書くことにしました。 ―旧世界の価値観を守る「白騎士」に追われ

    「タブー」を犯した人間の心理を直木賞作家・東山彰良がえぐる! 衝撃の黙示録『罪の終わり』(週刊現代) @gendai_biz
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    changpian 2016/05/29
    東山彰良さんの新作。
  • 日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中(貞包 英之) @gendai_biz

    人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中 大都市と地方の、幸福と不幸 文/貞包英之(山形大学准教授) 地方から出ることをためらう人びと 現在の「地方創生」の声の賑やかさには、これまでにない特徴がある。 地方都市の「消滅」に対する危機感があおられ、巨額の税金がそれを回避するという名目で地方に投入されている。しかしその一方で、地方を居心地のよい場所とみなす声も少なくない。 ベストセラーになった藻谷浩介らの『里山資主義』から、ネットで話題のイケダハヤト氏のブログまで、地方はしばしば快適で、金がかからず、ひょっとすれば人情のある場所としてもてはやされているのである。 たしかに地方を理想化する声だけなら、かつてもみられた。魂の故郷として地方を称えることは、たとえば戦前の農主義や、1970年代の第三次全国総合開発計画(三全総)でみられたことである。地方を純朴な場と

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    changpian 2016/05/11
  • 『8時だョ! 全員集合』は日本のお笑いをどう変えたか?(週刊現代) @gendai_biz

    「8時だよォ!」「全員、集合!」—。土曜日の夕時、茶の間に響く威勢の良い掛け声。リズミカルなギャグを引っさげた5人組が、日中の笑いを独占した。 「ウンコチンチン」の衝撃 田村隆 僕は'69年の『8時だョ! 全員集合』初回放送から、すでに番組作りに参加していたけど、ふたりはいつ頃から見ていたの? 松田ひろし 僕が『全員集合』を見はじめたのは小学生の時。プロレスを見たい親父とのチャンネル争いが大変だった。 西条昇 うちは、家族揃ってお笑い好きで、それこそ全員集合して見ていた。「ドリフの番組は下品だから見せない家庭が多かった」と言われるけど、僕の場合は、親が公開収録に連れていってくれて、もう夢中でした。 田村 やっぱり子供に大人気だったね。でも、決して子供に向けて作っていたわけじゃないんです。 僕たちの「敵」はずっと、日テレのスポーツ中継。つまり巨人戦と、プロレス中継でした。完成度の高いコン

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    changpian 2016/05/04
  • 松田優作、力道山…日本の芸能・スポーツ界を支える「在日」が出自を隠す理由と苦悩(週刊現代) @gendai_biz

    松田優作、力道山…日の芸能・スポーツ界を支える「在日」が出自を隠す理由と苦悩 知られざる在日コリアンの実像 朴一(大阪市立大学教授) 「日のプロ野球の一線で活躍するほとんどが韓国人って話もある」—元阪神の桧山選手はさらりと言う。在日3世の識者が、戦後日を熱くしたコリアンスターたちの知られざる実像を語り尽くす。 「タブーなき芸人」のタブー 歯に衣着せぬ発言で関西を中心にカリスマ的な人気を誇った故・やしきたかじんと私は、10年来の友人でした。しかし私は、彼のルーツが私同様朝鮮半島にあるのを知りながら、生前、直接彼に生い立ちについて尋ねることは、ついにできませんでした。 「怖いもの知らずのはちゃめちゃ芸人」として天皇制や部落問題、暴力団や右翼などのタブーに果敢に取り組んだ彼でさえ、自らが「在日コリアン」とカミングアウトすることはなかったのです。ところが死後、彼の出自や生い立ちに触れたが立

    松田優作、力道山…日本の芸能・スポーツ界を支える「在日」が出自を隠す理由と苦悩(週刊現代) @gendai_biz
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    changpian 2016/05/03
  • 蓮實重彥がオススメ!近代日本の「悲劇」に触れる傑作評伝『二葉亭四迷伝』(蓮實重彥) @gendai_biz

    文/蓮實重彥 第一篇は坪内逍遙の名義で刊行された『浮雲』はいうまでもなく、早すぎるといってよい晩年の『其面影』や『平凡』のように「失敗作」ばかりを書き残して46歳で他界した二葉亭四迷は、はたして作家の名に値するのか。 46歳で『二葉亭四迷伝』を書き始めた中村光夫は、二葉亭が優れた作家であったかどうかにはほとんど興味を示していない。「今迄の批評家の型とは違ふ型の批評家になりたい」といい、「普通の文学者的に文学を愛好したといふんぢやない」という二葉亭がどのように文学を愛好したのか、あるいは愛好しそびれたかに中村の興味は集中し、そうした視点から「失敗作」の意義を問いただすことになる。 もちろん、二葉亭と言えば「言文一致」が問題となるが、その創始者の意義には、『浮雲』第三篇以前に発表されたツルゲーネフの『あひびき』と『めぐりあひ』の翻訳をめぐって、「彼の理解するロシア小説を『リプロヂュース』するに

    蓮實重彥がオススメ!近代日本の「悲劇」に触れる傑作評伝『二葉亭四迷伝』(蓮實重彥) @gendai_biz
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    changpian 2016/05/01
  • 「こんな小説は書けない」と村上龍を打ちのめした傑作短編集(村上 龍) @gendai_biz

    文/村上龍 このエッセイのために、久しぶりに各短編を読んでみた。だが、今読み返すと、何かが違う気がした。何なのか、最初わからなかった。南紀州の無頼の男と流れ者の女の性行為が執拗に描かれる、という風に評されている。 だが「南紀州」ではなく「近畿・紀伊半島南部地方」と記すと印象が違ってくる。「無頼の男」だと、どことなくかっこいいが、「低学歴の肉体労働者」「貧困層」などと表現すると、インパクトがなくなる。 「流れ者の女」だと、訳ありの艶っぽい女が目に浮かぶが、「無職・住所不定でセックス依存症の女」と記すと、精神が不安定で貧相な女を想起してしまう。さらに「性行為」ではなく、今風に「エッチ」だと、『水の女』の衝撃は完全に違うものに変質する。 違和感の正体は、中上健次が描き出した世界はもう存在しないということだった。ただし、だから作品として価値が薄れるということではもちろんないし、また、消滅した世界だ

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    changpian 2016/05/01
  • 年間10億人動員!中国「レッドツーリズム」に参加してみた(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    文・写真/辻田真佐憲(近現代史研究者) 年間のべ10億人を動員する「レッドツーリズム」 中国で流行りの「レッドツーリズム」(紅色旅游)をご存知だろうか。 「レッドツーリズム」とは、中国共産党歴史に関する場所をめぐり、革命史や革命精神を学習・追慕する旅行のことである。2004年12月に中国政府によって打ち出され、現在では年間のべ10億人以上を動員する一大イベントに成長している。 その最大の目的はもちろん、プロパガンダ(政治宣伝)だ。いまや、古臭いポスターや国策映画などでは、ひとびとの関心を十分に引くことはできない。そこで、現在にふさわしいプロパガンダのひとつとして、「観光」が注目されているのである。 観光は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚すべてを刺激できる。うまく使えば、これほど効果的なプロパガンダ手段はない。日中戦争の遺構をめぐり、ひとびとが「中国共産党は、こんな僻地で、こんな貧相な環境で

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    changpian 2016/04/29
  • 【ルポ】中国に喰われた日本人~大陸へ渡ると、そこは日本以上の格差社会でした(安田 峰俊) @gendai_biz

    上海を夢見た日人 2012年の反日デモとその後の円安傾向、中国経済の失速などの要因が重なり、近年は中国に長期滞在する日人が減少傾向にある。だが、上海は従来、10万人近くもの日人が暮らす、アジア最大の“日人都市”であり続けてきた。 市内には日語の看板が溢れ「中国語がまったく話せなくても、東京と同じ暮らしができる」(現地日系企業駐在員)と言われたほどだ。中国の都市とはいえ、反日感情も比較的薄く、日人が最も暮らしやすい海外の街のひとつだった。 そんな上海に、一発逆転のサクセスストーリーを夢見て海を渡る若者も少なくかった。もっとも、「日以上の格差社会」と言われる上海の日人社会。現地に流れてきた人のなかには、日社会ではなかなか見られないようなとんでもない人間も数多く混じっていた。 2012年12月、私は『和僑~農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日』という中国で暮らす日人のル

    【ルポ】中国に喰われた日本人~大陸へ渡ると、そこは日本以上の格差社会でした(安田 峰俊) @gendai_biz
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    changpian 2016/04/26
  • 中国vs香港、現実味を帯びる「独立論」〜若者はこうして大転換を起こす(倉田 徹) @gendai_biz

    文/倉田徹(立教大学准教授) 2014年9月から12月にかけて、民主化を求める学生や市民が香港の主要道路を占拠した「雨傘運動」は、しばしば「北京の勝利」、「学生の敗北」または「失敗」と評される。 学生らが求めた「真の普通選挙」の実現について、運動は政府から一切譲歩を得ることなく収束し、2017年の民主化の実現は夢と消えたからである。 しかし、香港の政治情勢がこれによって安定化することはなかった。「雨傘運動」から1年余り、香港の若者の間では、香港の「独立」が真剣に論じられるようになり、今年2月には警察官と若者の激しい衝突も発生した。事態はむしろ、北京にとってより望ましくない方向に向かっているのかもしれない。 民主化問題から「独立」の議論へ――この急速な変化は、どのようにして起きていったのか。 「民主回帰」論の崩壊 そもそも香港には歴史上、有力な独立運動はほぼ皆無であったと言って良い。住民の9

    中国vs香港、現実味を帯びる「独立論」〜若者はこうして大転換を起こす(倉田 徹) @gendai_biz
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    changpian 2016/04/18
  • エンタメ50年の歴史上ずっと変わらない「おもしろさ」の本質とは?──倉本美津留とタナカカツキの往復書簡Ⅲ

    取扱い説明書すらメディアになる 倉さんへ たしかにテレビとネットの境はなくなっていますね。僕が最近一番見ているのはYouTubeですね。歌がうまい人だけをひたすら聴いています。昔はそれが無理だった。テレビに出るようなプロになるためには、歌のうまさだけじゃなくて、容姿やトークも求められる。事務所に所属しなければならなかったりもしてハードルは高いけど、YouTubeは誰でも勝手に出られる。「歌ウマ」バトルが繰り広げられていて、おもしろいんです。 それにYouTubeは時空も超えますから。この間、素人の女子高生が部屋で歌を歌っているだけの動画があがってて、自分でギターも弾いてただ歌っているんです。オリジナルではなくて、日のポップス、名曲を歌ってる。ええ声なんです。関連動画を探っていったら、彼女は何年間もそれを続けていたんですよね。彼女は大学生になり、やがて成人していく。歌もギターもうまなって

    エンタメ50年の歴史上ずっと変わらない「おもしろさ」の本質とは?──倉本美津留とタナカカツキの往復書簡Ⅲ
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    changpian 2016/03/24
  • 日本人にとって「君が代」とは何か? ネットにあふれるトンデモ解釈(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    文/辻田真佐憲(近現代史研究者) 劣化する「君が代」論争 国立大学の卒業式や入学式に関連して、再び「君が代」の扱いに注目が集まっている。これに呼応する形で、インターネット上でも「君が代」をめぐる議論が活発になりつつある。 だが、その議論の有り様は必ずしも健全なものではない。というのも、昨今ネット上で交わされる「君が代」に関する言説が、あまりにも乱暴だからだ。今日ほど「君が代」に関する議論が劣化した時代はほかにないだろう。 「君が代」を歌うか、歌わないか。問題はあまりに単純に二分化され、歌えば保守・愛国であり、歌わなければ左翼・反日であると即断される。そしてこの単純な白黒図式に基づき、「愛国者」を自任する者たちが、気に入らない相手にって掛かる――。こうした光景は、SNS上でもはや珍しいものではなくなった。 しかも、驚くべきことに、この「愛国者」を自任する者たちの多くは、「君が代」の歴史や意

    日本人にとって「君が代」とは何か? ネットにあふれるトンデモ解釈(辻田 真佐憲) @gendai_biz
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    changpian 2016/03/23
  • 小津安二郎が映画史に残したもの(前田 英樹)

    文/前田英樹(立教大学教授) 「ただ、在る」ということの美しさ 今度、『小津安二郎の喜び』(講談社選書メチエ)というを出してもらったので、そのことを書く。 もう二十数年前の話になるが、私は『小津安二郎の家』(書肆山田)というを書いたことがあって、それは小冊子と言っていいほどの小さいだった。今になって振り返ると、このを書いたことは、私にとって重要な転機になったように思う。 その頃、私は〈言語それ自体〉といったものが在るのか、在ればそれはどういう性質の存在なのか、というような頼まれもしない問題に取りつかれて難儀していた。『沈黙するソシュール』(書肆山田、のちに講談社学術文庫)は、その問題に当たって砕ける調子で書いたもので、自分で一生懸命に発明した袋小路が行くところまで行っている。 小さな小津論を書く経験は、この袋小路から私を救ってくれたかもしれない。言語それ自体とは何か、というような抽

    小津安二郎が映画史に残したもの(前田 英樹)
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    changpian 2016/03/21
  • ユーミンにも売れない時代があったんだ【特別対談「荒井由実」を語ろう】(週刊現代) @gendai_biz

    15歳とは思えない才能 ユーミンがまだ荒井由実と名乗っていたあの頃の思い出を、プロデューサー、ディレクター、名付け親が語り明かす(週刊現代の人気企画「熱闘スタジアム」を一冊にまとめた『週刊現代Special』より特別公開)。 【シー・ユ―・チェン】国民的な愛称となった「ユーミン」の名付け親【有賀恒夫】音楽プロデューサー。デビューアルバム『ひこうき雲』の制作に携わる【村井邦彦】作曲家、音楽プロデューサー。荒井由実やYMOを手掛ける チェン ユーミンの『ひこうき雲』は、若くして亡くなった彼女の友人を悼み、その命をひこうき雲になぞらえて歌った曲です。歌詞では人の死をとりあげながらも、重々しくないメロディーとアレンジが印象的です。当時の彼女は純粋に、真剣に自分の人生や将来を見つめていた。だからこそ命をテーマにしたあの曲を書いたんじゃないでしょうか。 僕はこの曲を聞くたびに、ピュアだった若者のころを

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    changpian 2016/01/13
    おお、ユーミンの「初恋の人」シー・ユー・チェンも鼎談に参加。華僑とロックについて書いた論文で彼についても言及した(何年も寝かせたままだったが、もうすぐ発表される)。
  • 「やらせ疑惑」に決着!放送開始から40年「クイズダービー」舞台ウラ座談会(大橋巨泉,竹下景子,副島恒次) @gendai_biz

    【第一問】大正14年、千葉県に住んでいた8歳の少女が話題になりました。さて、いったいなにが起こったでしょうか。 1 耳の穴から蜂が生まれた 2 おへそから綿が出てきた 3 鼻の穴から柿の芽が出てきた 篠沢 2 長山 3 はら 1 竹下 3 <正解は、このページの一番下に> 「倍率ドン!」「はらたいらさんに3000点」。数々の名言、名シーンを生んだ伝説のクイズ番組は、いかにして作られたのか。放送開始から40年。司会の大橋巨泉、プロデューサーの副島恒次、竹下景子ら、舞台裏を知る大物たちが語った。(週刊現代の人気企画「熱闘スタジアム」を一冊にまとめた『週刊現代Special』より特別公開) 放送直後は低迷。人気爆発のきっかけは…? 副島 『クイズダービー』がスタートしたのは、'76年1月3日です。毎週土曜日の夜7時半から30分間放送され、'92年の12月まで丸17年間続きました。 竹下 終了して

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    changpian 2016/01/12
    「和田アキ子さんがゲスト解答者で出演されたとき、「問題を教えろ!」と首を絞められた作家がいました」www
  • 映画こそがテロと正面から向き合った〜年末年始に読みたい四方田犬彦の3冊() @gendai_biz

    ルイス・ブニュエルの映画『忘れられた人々』を観た衝撃を何と表現すればいいのだろう。 まるで激烈極まりない鴆毒の仕込まれた酒を呑んで悪酔いしたような気分に陥った、とでも言うべきか。当時、あるベテラン脚家がシナリオを体得する方法として、これと思う映画の採録をせよと教えていたが、私は無謀にもこれと思う採録すべき映画の最初の一にこのフィルムを選んでしまった。 恐らくは、通常の映画が持つモラリッシュな文脈から著しく逸脱したその攻撃性や残酷なまでのリアリズムを、自分の中でどのように整理していいのか分からぬまま、模索的に採録したのだったと思う。 郷里のちっぽけな洋画専門館で、2立ての外の1が邪魔だったけれども繰り返し観て、客席の最前列のスクリーンの照り返しの中でノートにメモを取り、そのメモと記憶を頼りに『忘れられた人々』の採録シナリオを完成させた。 冒頭、いかにも真面目で型通りのナレーションから

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    changpian 2015/12/27
  • ジャーナリスト・安田浩一さんの「わが人生最高の10冊」(週刊現代) @gendai_biz

    アイドル「山口百恵」ができるまで 今回選んだのは、主に雑誌記者になってから読んだものですが、どれも時代の息吹が感じ取れるノンフィクションだと思います。 トップの山口百惠『蒼い時』だけは十代の頃に読み、矢沢永吉の『成りあがり』とともに感銘を受けたです。 じつは僕は「明星」「平凡」を毎月買うようなアイドル好きで、フォーリーブスに始まり松田聖子、中森明菜などのコンサートにも何度も行っています。 そんな中でも山口百惠は別格で、子供時代にテレビで見た姿が、強く印象づけられました。彼女の纏う、虚無のオーラともいうべきものに圧倒された。僕自身は平凡すぎる少年だったので、自分にないものに惹かれたのかもしれません。 こので彼女は、アイドルとしての「山口百惠」がどのようにして作られていったのか、そこに彼女自身がどう関わったのかを、複雑な家庭環境のにおいをプンプン発散させながら綴っている。 読んだとき、僕は

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    changpian 2015/11/07
  • 李香蘭と原節子の時代に満州へ渡り、銀幕を支えた女性がいた。ある映画人の波乱の人生() @gendai_biz

    李香蘭と原節子の時代に満州へ渡り、銀幕を支えた女性がいた。ある映画人の波乱の人生書評】著・岸富美子、石井妙子『満映とわたし』/評者 四方田犬彦 李香蘭(山口淑子)と原節子。2人はともに1920年生まれでありながら、対照的な女優人生を生きた。だがわたしは彼女たちの評伝を著した直後に、同じ年に生まれた、さらに重要な映画人を知ることになった。岸富美子である。 岸富美子は16歳のとき、原節子の主演映画のフィルム編集に関わることで映画界に入った。その後、満洲に渡り、李香蘭が活躍する満洲映画協会(満映)に移って編集者を務めた。いや、そればかりではない。満洲国が滅びるとかの地に残り、辛酸を舐めながらも新中国映画人のために映画学校で教鞭をとった。記念碑的名作といわれる中国映画『白毛女』の編集も、実は彼女の手になるものだった。 書はその岸の自伝を石井妙子がリライトし、随所に批評的なコメントを挿入して

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    changpian 2015/09/13