インド紙の報道では、アメリカ、インド、日本の海軍による共同軍事演習が今年4月に沖縄沖で行われるという。対潜水艦戦や水上戦、防空訓練などを行う。 日米印の軍事演習は07年から続いており、シンガポール、オーストラリアも参加。09年にも沖縄沖で実施している。 日米印が軍事的に連携する意義は大きい。外交原則としては「遠交近攻」の典型であるし、中国は中東のアラビア海から東シナ海まで拠点港を築き、勢力圏を広げる「真珠の首飾り」戦略を逆に封じ込めることができる。 日本としては、中東に至るシーレーンの安定が国家の生命線であるので、日米印プラス韓国、オーストラリアなどとの結びつきはさらに強化していくべきだ。(織) 【2月19日分ニュースクリップ一覧】 中国が対米空母へのミサイルを配備 「カネ余り」解消に急ぐ中国、今度は預金準備率引き上げ 戦略なきオバマ外交の漂流 全国学力テスト「全員参加」復活の流れ シンガ