KDDIと頓智ドットは3月30日、auのAndroidスマートフォンや携帯電話におけるAR(拡張現実)事業で連携すると発表した。6月発売のau向けAndroid端末「IS01」に頓智ドットのARアプリ「セカイカメラ」を搭載するほか、au携帯電話で利用できるARアプリ「セカイカメラZOOM」を6月上旬からトライアルで提供する。両社はこれらの連携を通じ、ARサービスの共同事業化を検討していく。 ARは、現実空間に電子情報を重ねて人間の認識を拡張する技術のこと。モバイル端末向けサービスでは、GPSや電子コンパスなどを用いて、カメラの映像に位置情報とひも付いたコンテンツを重ねる手法が主流だ。KDDIはARアプリ「実空間透視ケータイ」のβ版を2009年6月に発表しており、頓智ドットはiPhone版セカイカメラを2009年9月から提供している。 今回、auのIS01には世界で初めてAndroid版セカ
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