2014年に チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星 に「ロゼッタ探査機」とともに到着し、着陸した 着陸船「フィラエ」 。世界初の彗星着陸を成し遂げた同着陸船ですが、このたびロゼッタ探査機に搭載された交信用システム(ESS)のスイッチを切ることが決定されました。 現在ロゼッタ探査機はチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を周回し、フィラエとの通信を担当しています。しかし今後のミッションのためにも、交信用システムを今オフにする必要があるのです。なお、 ロゼッタ探査機も今年の9月にミッションを終える予定 です。 フィラエは着陸後には 写真の送信 などを行ったものの、その後に休眠モードに移行。そして2015年に一度復旧して散発的にデータを送信した後、ふたたび沈黙状態となってしまったのです。なお万が一フィラエが復旧した場合に備えて、いままでロゼッタ探査機の交信用システムのスイッチはオンにされていました。 な
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