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ブックマーク / dwks.cocolog-nifty.com (5)

  • ギルト(GILT)の日本進出は、日本でのブランド販売の常識を崩すだろうか? - ファッション流通ブログde業界関心事

    3月11日の日経MJ、3月13日の繊研新聞に、3月12日から日版をスタートさせた会員制ラグジュアリーブランド格安ネット通販サイト、米ギルトグループに関する記事が掲載されていました。 同社はアメリカで立ち上げられ、高級ブランドの過剰生産品をブランド会社から直接買い付け、証明書まで発行をし、招待制で会員登録を済ませた顧客に最大70%オフで販売することにより、創業からたった一年で週販1億円以上を売るようになった急成長企業です。 特に、顧客の心理を刺激するのは、ブランドを特定し、タイムセールを行うことによって、極めて短時間で、高い購買率を上げるという手法で、これは、イーベイ出身の幹部によるノウハウだとのこと。 GILT(ギルト)日版サイト 早速会員登録してサイトを見てみましたが、ウンガロから始まり、高級ブランドがびっくりするような価格で販売されていますね。話によると、昨シーズンものではなく、今

    ギルト(GILT)の日本進出は、日本でのブランド販売の常識を崩すだろうか? - ファッション流通ブログde業界関心事
  • 「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」を読んで - ファッション流通ブログde業界関心事

    「スタバ」の愛称でおなじみのスターバックスコーヒーの三つの経営資産、「ヒト・モノ・カネ」のうち、モノ(商品)のハワードシュルツCEO、カネ(財務担当)のオーリン・スミス氏とともに、同社の「ヒト」を支え続けたハワード・ビーハー、スターバックスインターナショナル元社長が書かれた スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 を読みました。 同社の接客サービスレベルがチェーンストアの中で抜群に高いことは多くの方が認めるところだと思います。 その秘密は、経営理念へのスタッフの理解を重視し、「マニュアル」を持たないところにある、というような話は聞いていましたが、このを読んで納得しました。 感銘を受けた話をいくつか・・・ 「私たちはコーヒーを売っているのではなく、コーヒーを提供しながら人を喜ばせるという仕事をしているのだ」 という理念に基づき、いかにすべてのパートナー(店舗スタッフ)が

    「スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則」を読んで - ファッション流通ブログde業界関心事
  • ニトリの逆算経営 - ファッション流通ブログde業界関心事

    2月23日の日経MJの一面に22期連続増収増益見込みのホームファッションSPA、ニトリの強みに関する記事が掲載されていました。 不況下に計画的な値下を敢行し、客数を増やし、日マーケットでは、スウェーデンのイケア以外に向かうところ敵なしのニトリですが、その背景には「逆算経営」があるという話。 「米国は百二十年かけて豊かになった。日は、まねすれば半分の60年でできる。まず半分の30年で百店・売上高1000億円を目指し、価格は二分の一にする」 これは、1972年に倒産の危機に追い込まれた似鳥社長が米国家具業界視察ツアーで「チェーンストア理論」の洗礼を受け、決意した目標で、計画はほぼ予定通りクリア、今後、2022年には1000店、1兆円、ニューヨーク、ロンドン両市場での上場が目標にあるようです。 ○長期目標を立て、逆算して、今何をすべきかを決める。 ○顧客のライフスタイルを豊かにするために、あ

    ニトリの逆算経営 - ファッション流通ブログde業界関心事
  • 必要十分な品質 - ファッション流通ブログde業界関心事

    2月12日の日経新聞の一面、「大転換」という連載記事を読んで・・・ これまで先進国を中心に売上を伸ばして来た日企業が、今後主力となる新興国市場に対応するための日企業が取り組む「ダウンサイジング」が取り上げられていました。 その中に、世界のファスナーシェアの4割を占めるおなじみ日のYKK(吉田工業)が、品質基準を見直して価格が半分の第2のブランド「ARC」という廉価版のファスナーを立ち上げ、多くの中国企業が採用しているという話が掲載されており、興味深く感じました。 YKK社は、年間生産74億の7割を新興国に出荷しており、それまでの「YKK」ブランドの1万回の上げ下しに耐えうるファスナーの「過剰品質」が新興国で必要か?という自問自答から生まれてきたのが「ARC」だったようです。 YKKファスナーと言えばアパレル生産に携わっておられる多くの方がお世話になっていることでしょう。私も、冬のア

    必要十分な品質 - ファッション流通ブログde業界関心事
  • 最後の一点(ラスいち)を売り切る力 - ファッション流通ブログde業界関心事

    2月11日、今朝のフジテレビ「とくダネ!」というニュースバラエティー番組の中で、東京の中心地に出現し始めたアウトレットが特集され、そのひとつ、五反田にあるABCマートのアウトレット店が紹介されていました。 この店は、ABCマート全社の前シーズンの売れ残り品以外に、各店で残りあとわずかの在庫となった、いわゆる「バラ残」、「ラスいち」商品を集約してディスカウントして販売、売り切る役目も担っています。 アパレル、シューズなど、カラー・サイズ展開のあるファッション商品は、それまで売れ筋とされた商品でも各店で残り在庫数が少なくなり、色が欠けたり、中心サイズがなくなると途端に売れなくなり、死に筋と化すものです。すると店舗も商品部も新しい売れ筋の方に目が向き、それらの商品には目が行き届かなくなり、放置状態になるのはどこの会社にもある話ではないでしょうか。 お客さんも、一応は、陳列されているものだから、気

    最後の一点(ラスいち)を売り切る力 - ファッション流通ブログde業界関心事
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