印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力福島第一原発の地下トンネルで見つかった放射能汚染水=18日撮影、東京電力提供 東京電力は19日、福島第一原発内の集中廃棄物処理建屋に隣接する地下トンネルで18日に見つかった約230トンの放射能汚染水の写真を公開した。東電は、建屋に保管している高濃度放射能汚染水が、止水工事をしたにもかかわらず、トンネルに漏れ出した可能性があると見て調べている。 東電によると、地下トンネルはケーブルなどを通すためのもので幅約4.5メートル、長さ約54メートル。ここに深さ50センチで放射能汚染水がたまっていた。放射能濃度は建屋の高濃度汚染水の100分の1だった。 トンネル上部の電線を引くための直径約5センチの管から、水がしたたり落ちている。ただ、放射能濃度は、たまり水の1万分の1ほどと低い。 経済産業省原子力安全・保安院は19日、東電に対し、トンネル内のたまり水を