2014年2月27日、ウィーン国立歌劇場で行われた舞踏会「ヴィーナー・オーパンバル」の様子。 ウクライナ系アメリカ人のデビュタントボール(シカゴのパルマー・ハウス(英語版)にて) デビュタントとは、西洋文化において初めて正式に社交界にデビューする若い女性とそれを祝う場のことである。語源はフランス語の名詞(男:débutant、女:débutante)であり、直訳すると初心者、初舞台の人、年若い、若々しい、などの意味だが、興行としてのデビュタントはこれの女性名詞の「débutante、debutante」であり、ここではそれについて述べる。それらは通常、プロムやコティヨン(en:Cotillion)などと同様に男女のペアで式典や舞踏会に出場するが、その場では女性の方がデビュタントと呼ばれる主役であり、片や男性の方は「エスコート」(escort:護衛)と呼ばれる脇役となる。 欧米ではデビュタン