横浜市港南区で軽トラックが集団登校をしていた児童の列に突っ込み、小学1年の男児が死亡、7人が重軽傷を負った事故で、神奈川県警港南署は28日、軽トラックを運転していた同市磯子区洋光台6、無職、合田政市(ごうだ・まさいち)容疑者(87)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕した。逮捕前の聴取で事故を起こしたことを認め、「どうやって現場まで行ったのか、よく覚えていない」と話したという。 【事故前後の監視カメラの動画】猛スピードのトラックが映る 同署などによると、合田容疑者は事故前日の27日朝、「ごみを捨てる」と家族に告げて自宅を出た後、軽トラックで県内外を走行し、現場まで行ったとみられる。付近の路面にはブレーキ痕がなく、蛇行したような形跡があったという。 合田容疑者は2013年11月に認知症の検査を受け異常がなかったとされ、同12月に免許を更新していた。 事故は28日午前8時ごろ、