これまでさかんに通勤電車の終点を目指して旅をしてきた。南栗橋も小手指も小金井も国府津も、あらゆるところに行ってきた。だが関東の私鉄の雄・京浜急行の終点だけは行っていない。なぜかと問われても特に理由はないのだが、通勤電車の終着駅コンプリートを目指すべく、今回は京急の終着駅の旅をすることにした。果たして、京急の終着駅はどこなのか。筆者は京急やその直通先である都営浅草線・京成線を使う機会が少ないので、すぐには終着駅のイメージがわかない。まずはそれを確認するべく、平日20時台の品川駅の時刻表を見る。 京急終着駅3兄弟「三崎口」「京急久里浜」「浦賀」には何がある? すると、20時台品川駅発の京急の下り列車は全部で21本。さすがの大動脈であるが、では行き先はどうなっているか。21本のうち、6本までが羽田空港国内線ターミナル駅。これは終点というよりは目的地のほうであるから除外する。残りは三崎口行が6本、
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