ワインのように熟成させることは珍しい鮮度命の日本酒生酒。酒造が設定している解禁日にでも見学しない限り、なかなか「しぼりたて」を当日中に飲むことはできない。それが、関東であればその日のうちに届くのだという。 「Makuake」で紹介されているプロジェクトは、日本酒「酒々井の夜明け(しすいのよあけ)」を、11月12日(土)の解禁日、午前0時からしぼり各地へ送る。 生の日本酒には「生酒・生詰め・生貯蔵酒」と種類がある。なかでも、火入れという加熱処理を一切行わないのが“生酒”だ。菌を殺さないため風味の変化が早く、要冷蔵でなるべく早く飲むのが鉄則とされている。喉をくぐる感覚、鼻に抜ける香り、好みはあれど、ファンにとっては想像しただけでたまらない味だろう。 「酒々井の夜明け」を作っている酒蔵は、千葉県印旛郡酒々井町にある。文字通り酒にまつわる伝説がある町だ。そこで江戸時代・元禄から300年以上続いてい