監督:伏水修 製作:竹井諒 脚色:松崎与志人 原作:丹羽文雄 「東京の女性」(報知新聞連載、昭和14年改造社版) 音楽:服部良一 主題歌:二葉あき子「節子の唄」、淡谷のり子「處女の夢」 出演:原節子、立松晃、江波和子、水上怜子、水町庸子、藤輪欣司、鳥羽陽之助、龍崎一郎、外松良一、柏原徹、生方賢一郎、深水泰三、原聖四郎、如月寛多、柳谷寛、鉄一郎、佐山亮、河合栄二郎、中川弁公、山形凡平 あらすじ:君塚節子(原節子)は自動車販売会社に勤めるタイピスト。社で一番のセールスマンである木幡(立松晃)に好意を抱いているが、セールスマン同士の客の奪い合いや金の絡んだ諍いは嫌悪している。節子の父榮治郎(藤輪欣司)は失業中で、継母のお幾(水町庸子)、妹の水代(江波和子)ら家族四人の暮らしは節子が支えている。ある時父が事故で大怪我を負い、入院や手術の費用を工面するために節子はセールスマンに転身することを決意する