きのう16日から切り替わった京浜急行電鉄・羽田線の新ダイヤで、蒲田駅に停車する電車が少なくなった。停車しないと羽田~品川が1分早くなるという。しかし、「開かずの踏切解消に協力したのに」と大田区と住民が猛反発している。 羽田行き特急3本が停まらず 蒲田停車を減らすのは、羽田の国際化をにらんで、東京モノレールに対抗してノンストップの「エアポート特快」を増やすためだ。モノレールは浜松町~羽田は最速16分だが、京急も蒲田を飛ばすと16分になる。譲れない変更というわけだ。 その結果、これまで1時間に9本あった蒲田停車が6本になった。この新ダイヤが可能になったのは、蒲田駅前の国道を高架にしたためで、大田区も事業費の一部約200億円を負担している。ちなみに、この国道は箱根駅伝の中継でいつも映し出される「開かずの踏切」のあそこだ。 松原・大田区長は「立体交差は立ち退きなど住民の犠牲のうえにできた。このまま
蒲田の街は「新ドヤ街」とも呼ばれている。 数年前から格差社会と言われ始め、その象徴として、ドヤに泊まれる金もなくネットカフェ(漫画喫茶)を転々としながら生活を続ける「ネットカフェ難民」の存在が2007年に大きくテレビで紹介され、その時にネカフェ難民の聖地としてこの蒲田が取り上げられた。 日が落ちた後の蒲田駅東口に、漫画喫茶マンボーのケバケバしいデザインの看板と照明が煌々と照らし出されていた。メディアに取り上げられた事で蒲田の街はさらにネカフェ難民の街としての色彩を強めている。 そもそも工業地帯だった大田区の地域的事情もあり、大阪で言う西成のような、肉体労働で生計を立てる独身男性が集住する場所としての性質が強いという特徴は昔からある。ネットカフェだけでなく個室ビデオの数もやたら多い。もちろん、パチンコ屋や風俗店もすこぶる多い。 漫画喫茶業界では代表的存在である「マンボー」もネカフェ難民の聖地
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