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粋のない下町「蒲田」 (8) ネットカフェ難民 - 東京DEEP案内
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粋のない下町「蒲田」 (8) ネットカフェ難民 - 東京DEEP案内
蒲田の街は「新ドヤ街」とも呼ばれている。 数年前から格差社会と言われ始め、その象徴として、ドヤに泊... 蒲田の街は「新ドヤ街」とも呼ばれている。 数年前から格差社会と言われ始め、その象徴として、ドヤに泊まれる金もなくネットカフェ(漫画喫茶)を転々としながら生活を続ける「ネットカフェ難民」の存在が2007年に大きくテレビで紹介され、その時にネカフェ難民の聖地としてこの蒲田が取り上げられた。 日が落ちた後の蒲田駅東口に、漫画喫茶マンボーのケバケバしいデザインの看板と照明が煌々と照らし出されていた。メディアに取り上げられた事で蒲田の街はさらにネカフェ難民の街としての色彩を強めている。 そもそも工業地帯だった大田区の地域的事情もあり、大阪で言う西成のような、肉体労働で生計を立てる独身男性が集住する場所としての性質が強いという特徴は昔からある。ネットカフェだけでなく個室ビデオの数もやたら多い。もちろん、パチンコ屋や風俗店もすこぶる多い。 漫画喫茶業界では代表的存在である「マンボー」もネカフェ難民の聖地