12月19日、下記の意見書を国会図書館に送信しました。 ──────────────────────────── オンライン収集制度化については、納本制度審議会答申(平成22年6月)そのものに反対であるので、改めて反対するとともに、答申に基づく法改正等を中止するよう求める。 答申ならびにオンライン収集制度化に反対する理由 1 無料での納本は、「生産費用」を無視した暴論である 答申はオンライン資料の収集に当たって、無料での納本を義務づけている。現在の納本制度では、代償金が支払われるが、答申では「オンライン資料にはそもそも『印刷・製本』の工程、『作成部数』の概念が存在しない。また、『小売価格』に相当する額であるが、インターネット等において公衆に提示されている『価格』は当該資料の利用料としての『価格』であることを考慮すると、代償金の考え方を準用することは困難であると考える。また、オンライン資料の