建設が進むのは、約10kWのソーラーパネル、ソーラー電力で8時間に0.5kgの水素を製造し350気圧まで昇圧する装置、約800リットルの水素を貯めておくタンクと、その水素を燃料電池自動車に充填する装置です。価格は秘密ですが、「大型商用ステーションに比べたらべらぼうに安い」とのこと。保守管理・運営費用もあまりかからず、ランニングコストは電気代・水代だけ。 2011年11月、日本で初めて、水と太陽の光で車を走らせる「R水素ステーション」の建設が始まりました。HONDAが10年にわたり米国カリフォルニア州で研究開発を行ってきた技術の実物が、3月末に埼玉県庁に登場します。 事業性・勝算より日本の将来 HONDAはこのソーラー水素ステーションをどう売っていくつもりなのか?事業としての勝算はいかに?担当部署である環境安全企画室・篠原道雄室長に、いささかゲンキンな質問をぶつけてみました。 現時点で、最初